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「くじ運はなさそうだな!」


「アホなこと言ってないで散開するわよ!」


「私は手筈通り離れておきますね!」


各々自分の役割を全うする為に動く


走りながら

「上位種か…

ティラノサウルスくらいのサイズ感か?」


そうボスは亜竜種の上位種

サイズは市バスくらいのサイズで体高はそれを重ねたくらいの高さがある


「かなり広いボスエリアだがあいつのせいで狭く感じるなっ!」


最初に攻撃したのは真っ直ぐ向かったアキラではなく

回り込んだミーナだった


「てぇいっ!」


ガッ


「嘘!?無傷!?」


「離れろ!!」


ボスの意識がミーナに向かったところで


「くらえぇえ」


レベルが上がって岩をも溶かす高熱の魔法剣で斬りつける


ザシュ


『ぐぎゃおぉ』


「よし!効いた!」


「このまま私が牽制するわ!」


「頼む!」





暫く後

「よし!このまま削り切るぞ!」


そこへ変化が


「様子がおかしいわ!」


「苦しんでる?いや、これは…


ブレスだ!!ミーナ逃げろ!!」


「え?!」


逃げるミーナ

そこへ顎門を向けるボス


「こっちだ馬鹿竜!」


ザクっ


『グギャオオ』


「アキラ逃げてぇぇえ!!?!」


ミーナが叫ぶ


ボスの口に可視化された魔力が貯まるのがわかる


アキラは死を覚悟した


光がアキラを包む


「いやーー」


ミーナの叫び声が響く







「うっ、生きているのか…」


周りを確認するアキラ、しかし身体は動かない

そこへ

『グギャグギャ』


ボスがまたブレスを出すべく口を開いた


「こ、こまで、か…」


光がエリアを包み込んだ


轟音が響く


光と音と土煙で誰も何も確認できない


「まだ生きてるのか?」


「おーいみんなー」


轟音で耳がやられて何も聞こえない





土煙が捌けると

そこにはボスが、いやボスだったものが倒れていた


「アキラさん!大丈夫ですか!?」


「アキラ!死んじゃいや!」


「まだ生きてるんだけど…」


「アキラさん動けますか?」


「いや暫くは無理だな…

最後の魔法はレイナのだよな?」


「はい!魔力を集めるのに時間がかかりましたが

作戦通り出来ました!」


「間に合って良かったわ…」


「はい…」


「うちの最大火力はレイナだったな。

それで魔石はどんなサイズだった?」


「…まだ魔石になってない…」


「え?」


「まだ生きているのか?

離れろ!

またレイナ魔法が打てるまで逃げるんだ!」


「アキラは!?」


「俺は動けないからここに置いていけ!」


「いやよ!そんなの!」


「あの〜もう死んでるか瀕死なのでは?

全く動いてないので」


「え?」


「そう言えば…俺がトドメを刺す。

身体強化をフルで使えば動けるから

その後は気絶してるだろうからよろしく!」


「え?」「ばかっ」


二人が止める間も無く飛び上がったアキラは剣に全魔力を込めて竜の首を叩き落とした


ザシュ


バタッ


「アキラのバカァー」「アキラさんのアホー」


二人が駆け寄る


そして

ボスは魔石にならずに宝箱になった










さようならぴんち(・・・・・・・・)。生き残ったな

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