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「やっぱり似合いますね」


「そうね。流石私達の想い人ね」


革鎧のみ新調したアキラが照れる


「恥ずかしいから外ではやめてくれ…」


「ふふ」


「じゃあ、行ってくるな!」


「いってらっしゃい!無事に金級になられる事をお祈りしています」








2日後30階層にて

「ここまで2日でくるのに慣れてる自分が嫌だわ…」


「何をぶつぶつ言っているんだ?」


「何でもないわよ変態!」


あんまりないいように凹むアキラ


「嘘よ!そんなアキラも好きだわ!」


顔を真っ赤にして言っているが

変態が好きなだけでアキラが変態だと言うことに変わりはない


「何故変態なんだ…」


解せないアキラだった


「ボスには明日挑むぞ」


「そうね…レベルは高くていいから上位種は勘弁して欲しいわね」


「まぁ、それは運次第だな」


これまでボス戦は瞬殺なので記述機会がなかったが

エリアボスはその時々で違う

7/10でそれまでに出ていた魔物のレベルが高水準な集団か

3/10で、上位種の魔物だ

上位種戦はそれまでのエリアでの戦い通りにいかないことが多く

それまで突破出来ていた冒険者でも死亡する事もある





二人が目覚めた頃

「よし!いくか!」


「これが最期になるかもしれないからキスさせてくれないかしら?」


酷く真面目な顔で言うミーナ


「…最期には絶対させないから却下だ」


「えー!なんでよ!ばかっ!」




支度後


「行くぞ!」「ええ」


扉を開くとそこには


「最悪ね…ミノタウロスの上位種が二体も…」


バタンッ


扉の閉まる音とともにミーナが呟いた


「俺が1匹倒すまで何とか粘れよ!」


「わかってるわよ!死なないでね!」


お互いの言葉に頷きながら二人は散開した



アキラサイド

「いきなり全開でいくぞ!」


魔剣に火魔法を掛けて自身には身体強化を全力で掛けた戦いをする


「俺はどこぞの舐めた戦いをする主人公じゃないんだ!」


ザンッ

ブオッ


火の魔法剣を躱そうとする魔物だが…

火の魔法までは躱せなかったようだ


「ちっ!魔法だけか…」


そこには少しだけ焦げたミノタウロスがいた


「まだまだ健在だな!」


そこに間髪入れず攻め入るアキラ


ザシュッ


アキラが魔剣に掛けた火魔法を操り目測を鈍らせて

魔物を切り裂いた


『ぶもぉぉお』


ミノタウロスが雄叫びを上げる


「なんか元気になってないか…?」


雄叫びを上げたミノタウロスはアキラに攻勢に出る


「くそっ!

反撃する隙がない!」


ここでアキラは得意の水魔法を罠に使う


「おりゃあ!!」


ザシュ


『グブモォアォオ!?!』



足元に出現した水の塊で微妙に感覚を乱されたミノタウロスはアキラのカウンターを喰らう


「瀕死だが闘志が衰えるどころか増している…

バーサーカーみたいな感じか?」


瀕死の魔物相手に攻めあぐねるアキラ


「卑怯だからあまり使いたくなかったが…」


ミノタウロスの顔に水が張り付く


『!?!?』


「悪いな。仲間が心配なんだ」


そう呟きを残してミーナの元へ向かった





ミーナサイド

「とりあえず投げナイフで牽制しながら逃げ回るわよ!」


シュッ


「その図体で避けるんじゃないわよ!」


シュッ


「無駄になるじゃない!あたりなさいよ!!」


無茶な事をいうミーナ


「はやっ!?」


ブォン


「危なかった…次は避けれないかも…」


シュッ

キンッ


「え?」


何とミノタウロスがミーナの投げたナイフを右手に持った棍棒で弾き返した

そのナイフはミーナの足を掠めた


「くっ!」


これを好機とミノタウロスがミーナを攻める


バゴッ


「がぁあっ」


棍棒は何とかかわしたミーナだが振り回された左手が当たる


(まだアキラはこれない…死ぬの?)


ミーナ思考を絶望が支配しかけた…


(まだよ!まだアキラと結ばれてないじゃない!!

私は最期まで諦めないわ!!!)


親を超えるのはどこへやら

しかしここでミーナが覚醒する


(死ねないわ!動いてよ!私の身体!!)


『ブモォオ』



そこには

ミノタウロスの速度に追いついたミーナがいた


「これが身体強化ね!」


アキラの身体強化を側で見続けていた事により

土壇場で自分のものにしたミーナ


「これでアキラが来るまで!」


身体強化をした事で速度では上回ったが


「ぐっ…。時間切れ…?」


『ブモッ!』


無慈悲に棍棒が振り下ろされる






前にミノタウロスの首が飛ぶ

「待たせたな」


そこにはあの時と同じ光景があった


「ア、アキラッ!!」


抱きつくミーナ、堪えていた涙が頬を伝う


「もう大丈夫だ。これでミーナの目標達成だな!」


アキラは覚えていた。本人は違う事を励みに戦ったのに…









さようならばっとえん(・・・・・・・・・・)()。はじめてのぼすせん(仮)

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