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少しグロい要素があります
「いいわ!」
「な、なぜだ!?大事な人だろ?!
僕は本気だぞ!!」
「簡単よ!レイナさんが犯されるか
私が犯されるかの違いしかないわ。
それにもし本当にそんなならず者たちを雇ったなら
すでに犯されてる可能性も高いわ。
それなら私だけでも無事な方がアキラは傷つかないもの」
「やっぱり自分が一番じゃないか!
そんなに僕は嫌なのか!?」
「何をきいていたの?
私たちの一番はアキラよ!
レイナさんも私の行動には反対しないわ!
彼女もまたアキラを愛しているもの!!
彼女も私も、自分達よりもアキラが大事に。大切に決まってるわ!」
「ぼ、僕の話を…『聞かないわ』!?」
「ぐぇっ?!」
「!?」
ドガッ
「ア…キラ?」
「きさまぁあ!!レイナをどこへやったぁあ?!?」
そこには憤怒に顔を歪めたミーナの知らないアキラ?がいた
「こたえろぉお!!!」
「アキラ!!」
「だまれぇえ!」
ミーナを睨む事なく気絶したレイモンドを叩き起こそうとしている
「アキラこっちを見なさい!」
パチンッ
頭を叩いたが反応はない
代わりに
「グェッ!や、やめてくれ」
レイモンドが気付く
「レイナをどこへやったぁあ!?」
「ひっ!あの女はそこの扉の奥の部屋だ!
離してくれっ!」
レイモンドを壁に投げ飛ばして
自身も聞いた場所へ飛び出した
「アキラ…」
少し呆然としたミーナだったが
レイモンドがまた気を失っている事を確認してからアキラを追った
アキラ視点
「レイナ!!?」
「うーん?アキラさん?」
「レイナァア!!」
レイナの無事と安全が確認されてレイナを抱きしめて
「ちょっ、ちょっとアキラさん!嬉しいですけど…
ここどこです?」
レイナは状況がわからないようだ
「アキラさん?」
アキラは感情のジェットコースターに耐えきれず緊張が途切れた事によって気を失っていた
「レイナさん!!」
「ミーナちゃん!ここどこなの?
アキラさんは抱きついて寝ちゃうし…」
「良かった…無事で…うっ、ひっく」
ミーナも緊張の糸が切れた事で涙腺が崩壊した
「そうだったの…。
心配かけてごめんね。そしてありがとう」
ミーナの泣きながらの説明を聞いたレイナはミーナを抱きしめた
アキラはレイナが寝かされていたベッドで寝ている
「ふふっ!アキラさんがそんなに怒ってくれたなんて…不謹慎だけど嬉しいわ」
「あの変わりようは異常よ!ふふっ!あっ!
レイモンドの事忘れてたわ!
捕まえて来るからアキラを起こしておいて!」
そういって軟禁部屋を出て行った
「アキラさーんおきてくださーい!!」
レイナはアキラに飛び乗った
「ぐえっ!?」
「あっ!起きましたか!?」
「お、起きてる…どいてくれ…」
「そんなに重たいですか…?」
「…いや、俺の大切なところが潰れてしまう…」
泣きそうな表情から顔を真っ赤にさせて飛び降りる
「ここは?
・
・
あの教会か…」
「はい。ミーナちゃんに全部聞きました。
私は昼にお家でどうやってか眠らされてここに連れてこられたみたいです」
「そうだったのか。俺はミーナに怒られたのに冷静さを無くしてしまっていた…
レイナにも、ミーナにも申し訳ない事をした…」
「アキラさんは悪くないです!!
犯人が悪いんです!それ以外なら私が弱い事が悪かったんです!
それにミーナちゃんもアキラさんの変わりようについては笑ってましたよ?
苦笑いですが」ふふっ
「ありがとう。
無事でいてくれて」
アキラはまた抱きしめた
「この気持ちがなんなのかはわからない。
でも、レイナもミーナも大切なのはわかっている」
「どう言う状況だ?」
そこはレイモンドがいるところ
あの少女が土下座している
「どうか!どうか許してあげてください!!」
「無理よ。こいつはしてはいけない事をしたの。
少なくとも殺すわ。
止めるなら貴女も共犯という事で殺すわ」
震えながらも土下座し続ける少女
ミーナはレイナに縛っておくと嘘をついて殺そうとしていた
どうやらそれを少女に止められていたところのようだ
「ミーナ!!よせっ!!」
「アキラ…止めないで、これは私が蒔いた種なの!
私の手で決着をつけないと私が私を許せないわ!」
「ミーナちゃん…私はミーナちゃんを恨んでなんかないし
この人の事も二人を心配させた事は許せないけど何もなかったのだから気にしてないわ。
だからやめましょ?
そんな人の為に私の大切な妹の手を穢させたくないの」
「うわーん。お姉ちゃあん!!」
レイナを姉と呼び泣きつくミーナ
「レイナはミーナを連れて先に帰っていてくれ。
一人ずつなら心配で無理だが
姉妹二人なら少しの心配で送り出せる。
俺はこいつを衛兵に突き出して事情を説明してから帰る」
「わかりました!今度はちゃんと帰りを待ってますね」
いつもの笑顔でそういったレイナと縋り付いているミーナが教会を出る
「ありがとうございます!!」
顔を上げていた少女がまた頭を下げた
それを無視して
「おい!起きろ」
レイモンドを叩き起こす
「あの〜もう少しお手柔らかにお願いできます?」
「うるさい。次に喋ったら殺す」
「…」
バチンッ
「ギャーッ」
「起きろ!次に訳の分からない言葉を発したら腕が無くなるぞ」
「ま、待ってくれ!起きたから!頼む!」
歯が三本ほど無くなり鼻が曲がって鼻血が出ているレイモンドが応える
「これから俺が話す内容に正確に答えろ。
正確じゃなければ指をその都度折る」
「…わかった」
「お前はレイナを誘拐してどうするつもりだった?」
「あの決闘でミーナに会えなくなった。
会って誤解を解く為に誘拐した…」
ボキッ
「ぎゃーー!!?」
「いや、やめてぇー」
二人の叫び声が教会内を反響した
「黙れ。正確にと言ったぞ?
お前は本心では、誤解じゃないとわかっていたはずだ。
次の質問だ
ミーナをどうしようとした?」
「話しをしたかったんだ!う、嘘じゃない!」
「面倒をかけるなら折るのではなく切り飛ばすぞ?」
「…脅して強姦するつもりだった…
話して僕の気持ちを知ってもらっても無理だったら
あの女を使って脅して強姦するつもりでここへ呼んだ」
それを聞いた少女は最低と呟いたが二人は無視して続けた
「レイナの事は?」
「……正直最初はミーナを呼ぶためだけの餌にするつもりだったが…
家に忍び込んで昼の食事に眠り薬を入れて眠らせてからここへ運んだんだが…
ここに寝かせた時にあまりに美人でスタイルが良かったからこの女もミーナの後で強姦して、
飽きたらゴロツキにでも売ろうかと思ってた」
「レイナに何をした?」
「…薬がよく効いていたから…胸を
ギャー!!?!」
アキラは剣を抜き火魔法の剣で右手を斬り飛ばした
火傷の為、血は少量しか出ないが痛みは酷くて長い
レイモンドがのたうちまわった後
「わ、わたしは帰ってもいいですよね?」
「いいわけないだろ?それでも?」
「い、いえ…大丈夫で…す」
泣きそうになりながらも少女はこらえた
「おい。ほかには?」
涙でぐしょぐしょの顔で
「もゔなにもありましぇんっ」
「そうか」
「ごろさないで…」
「お前はこれから衛兵の詰所でさっき言ったことを話せ。レイナの胸の件以外だ。
後、今の怪我はレイナを助けに来た俺にその時やられたと言え。
尋問の件は3人の秘密だ。
もし今言ったことを守らなければ次は生きたまま切り刻む。
これはお前たち二人ともだ。
まぁ、喋ったとしても衛兵がどちらを信じるかは明白だがな」
「「わかりました」」
さようならみぎて。もう片方は守り切るよ
少しホラーな副題になってしまいました
すみません




