6
「ようやく10階層か…ここからはレベルが上がる可能性があるな!」
「まだ無理なんじゃない?
私は20階層まで一人で行ってようやくこのレベルよ?」
「それも踏まえて検証がしたいからミーナの現在のレベルになるべく差異なく追いつきたい」
「私はまだまだ手を出せないって事?」
「悪いがそうだな。これは俺のわがままだが聞いてくれるか?」
「いいわよ。その代わり…
私にもさせなさいよ!!!」
「ん?何をだ?」
「き、き、きっき…」
「だ、大丈夫か!?」
「き、キッスよ!!」
「…わかった」
自分とのキスの価値観がバグっている。
「とりあえずミーナが倒した数と近い数を倒して20階層まで駆けるぞ!
ミーナは倒し過ぎないようにだいたいでいいから教えてくれ」
「まさか、今日中に!?」
「行くぞ!」
「着いたぞ…」
そこには20階層のボス部屋の扉があった
「アキラ…あほじゃないの?」
「いや、済まん…」
「私たちよりランクが上で強い人達でも1日に20階層は走破しないわよ?」
「悪い…」
「ボスのいる階層は扉を開かない限り安全だと言われているわ。
仮眠したら急いで帰るわよ」
「…弾丸登山みたいだな…」
「なんか言った?」
「いや、何も…すまん」
アキラは反省出来る人間だ
後悔はないが…
「おかえりなさい!アキラさん!ミーナちゃん!」
「ただいまレイナ」「大丈夫だったかしら?」
「はい。変わりなく過ごしてましたよ」
日が落ちて暗くなってからの帰宅になったアキラたち
晩ご飯後
「よし!ステータスを見ようか」
「どれだけ楽しみなのよ…」
「私もよく分かりませんがワクワクします!」
『ステータス・オープン』
ステータス
名前 アキラ・トードー(藤堂 晶)
年齢 18歳
状態 魔法剣士
Level 40
SP 32
筋力 140
速さ 140
魔力 100
器用 100
スキル
火魔法 lv1 投擲術 lv5 格闘術 lv4
水魔法 lv7 魔力操作 身体強化 剣術 lv7
気配隠蔽 lv6 気配察知 lv7 言語理解
「おお!久しぶりにレベルが上がってる!」
「ちょっと!一人で納得してないで紙に書きなさいよ!」
そう、これからは節目節目にステータスを羊皮紙に書くようにするアイデアをレイナから提案された
アマンダのところからレイナが買ってきてくれた
紙にアキラが書き込む
「なるほどね…剣術スキルも上がっているようね」
「アキラさんはこのSP?を均等に振るみたいですけど、これからもですか?」
「あぁ、差し迫って必要がない限りはそうするつもりだ」
「10階層のボスはどうでしたか?」
「魔物10体の集団だったが…」
「瞬殺だったわよ。この人ボス部屋だって気付いてなかったしそもそもボス部屋を知らなかったみたいなの」
アキラは俯いて二人の会話を聞いていた
「あっ!そうだわ!アキラ!約束よ」
そういっておやすみの挨拶を終えたばかりのミーナがベッドに腰掛けているアキラに近づく
ちゅっ
「おやすみっ」
「あぁ!!?!!」
レイナの叫び声と共に顔を真っ赤にしたミーナが部屋を出て行くのをぼーっとしたままのアキラが見送る
さようならはじめてのふろあぼす。ホントにボスか?




