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帰宅後自室にて
「魔道具の剣…つまり…
魔剣か!」
一人ぶつぶつと呟いていたがテンションが上がり大声をだす
ガチャッ
「何よ!?なんかあったの?!」
「いや…何でもない…と言うかノックしろよ…」
「何よそれ。準備が出来たからリビングに来て」
冷めた顔をされた
「祝!我が家よ!かんぱーい」
「「「かんぱーい」」」
「我が家って借家じゃ?」
「いいのよ!気持ちが大事じゃないの!」
「アマンダさんもありがとうございます!」
「いえー。お呼ばれしちゃいました」
「レイナ共々よろしくお願いします」ペコ
「こちらこそよろしくお願いします」ペコ
パーティお開き後
「例の魔法剣のことだけど…」
「あぁ、あれからまた考えたんだけど
実は俺のステータスにスキルの表示とは別に
魔法剣士って項目がある
多分それが作用しているんじゃないかと思ってる
もちろん剣が特別製って事もあるんだけどな」
「そんなのもあるのね…」
「元々は言いづらいけど迷子って表示だった。
その後からは洞穴の住人、剣士、魔法剣士って順番だな」
「なによそれ!?」
「迷子だったのですか!?」
「元々は道に迷うタイプじゃなかったんだけど
それが影響してか、その表示が魔法剣士に変わってからも
道に迷った事もある」
「洞穴の住人?はどうなのよ?」
「洞穴や洞窟暮らしが安心する?って感じかな?」
「そうなのですね…」「そうなの…」
アキラは二人から何か可哀想なモノを見る視線を感じる
「…まあ、ステータスが見れるのが今のところ
俺だけだからまだわからない事もあるし
何一つ確定していない憶測だ」
「これからそう言う情報もそれとなく集めるわよ」
「あぁ、頼む」
「私も出来るだけ頑張りますっ!」
「レイナは頑張り過ぎだからほどほどにな…」
翌日
「昨日言った通り今日は帰れない。とりあえず2日間ダンジョンに潜る」
「はい。慣れたらまたその期間が長くなるという
話しでしたよね」
「ああ、何度も言うが…」
「大丈夫ですよ!私はこう見えて強いのです!
それに何かあっても後悔はしません!
後悔しない為に自分で選んだ道ですから」
「ああ。では行ってくる」
「あの!
不安な気持ちを減らしたいのですが…」
「ん?なんだ?」
消え入りそうなレイナの言葉に耳を寄せる
ちゅっ
アキラは頬に確かな感触を得る
「」
「」
「えっ!?」
「これは不安を取り除くおまじないで…
他意はないです…」
「レイナ…」
「何言ってんのよ!?抜け駆け!?」
「ミーナ、アホな事言ってないで行くぞ。
レイナ、留守は任せた」
「はい!」
「ちょっと、待ちなさいよ!?
レイナも帰ったら逃げないでよね!?」
さようならのちゅう。決してお別れではない
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