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ちゅんちゅん
「よし!朝の日課は終わったし、宿の人には挨拶したし行くか!」
門にて
「アキラさんっ!」
「レイナ。おはよう」
「おはようございます」
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「見送りに来てくれたんだよな…?」
すごい荷物を乗せた馬をレイナが連れていた
「いえ、私も王都に行こうかと…
アキラさんが嫌でなければご一緒に…」
消え入りそうな、自信なさそうな、
しかし断らせない強さも兼ね備えたその言葉を否定する術はアキラにはない
「それで昨日はギルドに居なかったんだな」
明言は避けた
「すみません。来られましたよね?事務長に手続きはお願いしていたのですが…」
「それは大丈夫だ。それより…
本当に行くのか?
レイナも王都に何か用があるのか?」
「ダメですか?」
こちらも明言は避けた
「ダメではないが…(それで昨日のレヴィンの言葉か…)
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道案内は任せた。どうも苦手でな」
アキラは道中レイナを守る覚悟を決めた
「はいっ!私も王都に行ったことはないですがそういうのは得意です!お任せ下さい!」
大輪の花を咲かせたような笑顔で信用できない言葉を言った
「お、おう。道中頼むよ」
門番
「またな!生きてたら会おう!その時は子供も見せろよ!」
「やめろ!不吉なフラグをたてるな!
それにそういう事をいう大人は嫌われるんだぞ!」
相変わらずな仲良しさんである
「行こうか」
「はい!いきましょう」
こうしてアキラ達は旅立ったのであった
めでたしめでたし
道中
「この後、今日はどこかにつけるのか?それとも野宿か?」
「近くの宿場町だとこのペースだと昼過ぎに着くので寄らずに
距離を稼ぐ為にも今日は天気もいいですし、野宿でも構いませんか?」
「俺は野宿に慣れているからいいが…」
「そういうお気遣いは無用です。この旅に着いていく事を決めた時に全て理解しているつもりです」
物々しい覚悟に気後れするアキラ
「暗くなる前に野営の準備をする」
「はい!私が食事を作ってもいいですか?」
「じゃあ、食事は頼む。着火程度だが火魔法が使えるから火起こしは任せてくれ。後、水汲みとな」
「魔法が使えるんですか!?すごいですね!
じゃあ任せますね」
道中レイナは乗馬の心得もあり馬上の人となり、
アキラはアキラであるから旅の速度は馬車以上になりかなり距離は稼げた。
レイナが道中も楽しそうに、そしてアキラを楽しませてもくれて2人の距離が縮まる。
レイナの言葉遣いも親しげになる。
夜は長い…
ひさしぶりのたび。今度は2人だ
本日は3話投稿です。
こちら2作目の
https://ncode.syosetu.com/n3485hq/
『若返りの実の代償〜異世界に禁断の果実を添えて〜』
毎日投稿しています。現在19話です。
お時間があれば是非よろしくお願いします。
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