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(暗くて何も見えん…

洞窟の外に出れば星あかりで見えるかも

だけど夜はゴブリンが近くに来ても見えないしやめとこ…)


慎重なのである!けして怖くない(ビってない)


(でもここが異世界なら魔法とかあるんじゃね?

魔法が使えたら・・・火が出せたら・・・!!

やってみるか…)


ついに物語(ストーリー)が動き出した


「ん、ごほんっ。

『ファイアー!』」

しーん

「ハズッ」


主人公は顔から火が出た


(無理だな…

魔法はあるかもしれないが今じゃないらしい…)


良かった一人ぼっちで、と思う洞窟の夜…


(暗いから寝たらいいんだろうけど…

生憎はじめての事だらけの一日でオラ眠くない

ぞ…)


暗がりで身体は疲れてるのに気が張っていて寝れず変なテンションになっている


が!!


これが功を奏して物語がやっと進む事に


(魔法がダメなら他にはぁ???

『ステータス・オープン』とか?)


『ブゥン』


目の痛みと共に目の前が真っ白になった


「えっ?」

「明るくて何も見えん」


テンションの乱高下が…そしてパニックで独り言

が…


(どうしよ!?消えて!!!)


しーん


(どうすれば…あっそうか!

『ステータス・クローズ』)


『ブンッ』


(!? 良かった…消えた…

夜にあれは目立つ…昼でも目立ちそうだ…紅白のトリの人より目立つ…)


まだ微妙に変なテンションだが一先ず落ち着きを取り戻した


(このままじゃ使えないな…

どうにか明るさを調整・調節出来る様にならない

とでも明かりに困る事がなくなったな)


馬鹿なのか…明る過ぎて見えなかったのに…結局見えないのに…


まだ異世界一日目は続く…






はじめてのまほう(・・・・・・・・)(赤っ恥)は顔からでました

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