第二章 終話
翌日
「んあ?」
目覚めたアキラは
「え!?なんで!?」
アキラの腕を捕まえて隣で寝ているミーナに驚いた
ミーナが起きる…そしてまた目が合う…
「誤解『私が自分できたの』…え?」
意味がわからず狼狽えてしまう
「…何で?」
「…好きだから」
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パニックになった…
今まで人に好きだと言われた事はない
もちろん親も異性もだ
前世を含めて人と深く関わらず生きてきたアキラにはあまりにも突然で
アキラは普段では考えられない状況に考えるよりも先に行動を取った
「待って!待ってよ…」
革の鞄と剣を掴んだアキラはそのまま宿を飛び出した
そのまま街も飛び出した
行くあてはない
そもそもずっと一人で
知らないところでやってきた
今更不安はない
数日後
見知らぬ森にアキラはいた
「今日も元気に狩りをするか!」
そこには変わらぬアキラがいた
どうやらすべて無かったことにしたわけでは無さそうだ
ミーナの想いを知って…でもその想いがどんなモノかアキラは知らなくて理解出来なかった
他人の感情に恐怖に近いもの(ぼっち)を感じて自然と逃げて、避けていた前世を、本能が思い出して
咄嗟にあの行動を取ったと今では理解している
(だが、だからなんだ!俺は好きに生きる)
結局ビビり(童◯)なのだ
熱りが覚めるのを待ちそれから街に帰る事を決めたアキラは今を楽しんでいる
『グォオ!!』
目の前の2メートル程のオーガ(角のある鬼)が吠える
「死ねぇえ!!」
178センチメートル程のアキラ(童◯)が吠える
「今日も死闘だったな」
アキラの眼下には動かなくなったオーガがいた
そしてアキラの手には8等級の魔石よりデカい魔石が握られている
「これは7等級の魔石でいいんだよな?
確かギルドの冊子では…
10・9等級が木ランク(木カード)
9・8等級が鉄ランク
8・7等級が銅ランク
7・6・5等級が銀ランク
の推奨討伐魔石ランク(魔物ランク)
だったよな。
じゃあ俺は今、銅か銀の強さはありそうだな」
アキラは勘違い?しているが、
普通鉄カード以上はパーティを組んでそれぞれの役割をこなすレベルがそのランクになっているモノを指す
つまりアキラは索敵、戦闘、解体がそのレベルでこなせる万能型と言える
もちろん広い世界にはアキラのように万能型のソロもいるがボッチのアキラと一緒にされたくはないだろう
「おっと、今日は晩御飯のオークを焦がさないように早く帰らなきゃな」
焦げたオークを頬張りながら
『ステータス・オープン』
ステータス
名前 アキラ・トードー(藤堂 晶)
年齢 18歳
状態 剣士
Level 31
SP 32
筋力 104
速さ 104
魔力 64
器用 64
スキル
投擲術 lv3 格闘術 lv4 水魔法 lv5 魔力操作
身体強化 剣術 lv6 気配隠蔽 lv6
気配察知 lv7 言語理解
「おっ!レベルが2つ上がっているな。
よしよしまだオーガだとレベルがたくさんあがるな!
ただ数が少ないから広範囲を探さないとならないのが大変だけど…そのお陰で気配察知は上がったけどなぁ」
そうオークを毎回焦がしているのはオーガの気配が遠くに感じられたからだ
アキラは気付いていないが
オークの焼けた匂いに近くのオーガが反応して近寄ってきているからなのだが…
この日もまた帰る気はなく明日のレベルアップを夢に見るアキラだった
こんにちはまちのみなさん。さようなら街の皆さん
第二章お終いです
このまま第三章に入ります
この作品を読んで頂き感謝しています
文才もなく、構想力もないですが
自分の好きな物語です
同じように読者様が好きであれば幸いです
第三章もよろしくお願いします




