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どう伝えたものか迷ったアキラは
段々めんどくさくなり…
ぶっちゃけることにした
なるよう(自由)になるかと覚悟を決めて
ステータスとスキルに限りミーナに伝えた
「そんな事が…でも、アキラの言ってる事が本当なら…」
なにやらブツブツ呟いている
「本当だ。ステータスも見える。出してみよう」
『ステータス・オープン』ブゥン
「ほらな文字が浮いて見えるだろ?」
得意げに言うアキラ
「何もないじゃない!馬鹿にしてるの!?」
「はっ?何言ってんだ?俺の目の前にあるだろ?」
「だから何も見えないっていってるじゃない!!」
「見えないのか?…これならどうだ?『明るくなれ』」
「何も変わらないわよ!っていうか、何目を瞑っているのよ!?」
「えっ?眩しくないのか?」
「何も変わらないわよ!冗談は良いから目を開けなさい」
「いてててて!『暗くなってぇ』」
「なに情けない声出してるのよ。」
「ホントに見えないんだな…
だがさっきいった事はホントだ。ステータスは俺にしかみえないみたいだが…」
アキラは落ち込みながらも言った
「さっきはあんな言い方したけど、アキラの事は信じてるから疑ってないわよ!だから元気出しなさいよ!」
年下に慰められて恥ずかしくなり顔を上げづらいあきらだった
「そ、そうか。それでスキルについてはさっき言った通り俺も検証中でわからないことの方が多い。
だから実験だな!」
元気を取り戻したアキラは協力者(犠牲者)を得て一人では出来なかった実験が出来る喜びに浸った
「もういいでしょ!!!」
昼過ぎまで実験に付き合わされたミーナの叫びがコダマした
「まあ、今はこんなとこだな…」
やり切ったアキラがわかった事は
1.どうやらスキルレベルのあるスキルは加減出来ない
ようは上手い技術を一レベル下げた下手さに出来ない
全く出来ないわけではないが調整しづらいスキル
逆にスキルレベルのないスキルは加減出来る
30%の力加減で身体強化をつかえたりする
調整出来るスキル
2.言語理解は別物
3.スキル個別では気配隠蔽は視線を外せばそこにいるのに認識しづらくなる。距離が離れれば消えて見えるが動くとわかる。
気配察知は強い相手に大きく反応するのは知っていたがこちらを未認識、認識、そして強く認識の順で反応の強さが変わる事もわかった
剣術スキルは理由が長いので多少省くが剣を使った攻撃力が強くなるようだ。切り方が上手くなる、防ぎ方が上手くなるという事。
普段より上手く切れたなぁと思ったらレベルが上がっていたから
モノを切る、防ぐなどの単純な技術が一定レベルあがるとレベルが上がってその技術で常に振れるようだ。
4.これはミーナ談だが、強敵を倒すと色々な技術が上がった話しを耳にした事があるらしく敵対したものとのレベル差、強さの差も関係するようだ
5.魔法は魔力操作がスキルレベルがない、ただ水魔法にはある。
使うのに両方必要なことから魔力操作が効率性と操作性などで魔法レベルが最大出力と効率性ではないかと思う
まだまだ謎が多い
「よし!次の魔物を狩りに行くか!」
気合いを入れ直して向かうアキラと憔悴気味のミーナ
「アイツは…『ゴーレムね』」
「どうやって倒すのが良いと思う?」
「依頼書にはハンマーが有効と書いてあったわ」
「物理特化の攻撃か」
そこにいたのはゲームのゴーレムとは違い体高が150cmほどの動く岩だった
「どこが足でどこが手かもわからん」
「ここのゴーレムはそんなもんないわよ。そんな強そうな奴はこの街の近くにはいないわ」
「そうなのか…まあ、凹んでても仕方ない剣が壊れたら嫌だからその辺の岩をぶつけて潰すか」
「それがベタね」
「じゃあミーナが囮でいいんだな?」
「私が囮でいいというよりそんな物持てないから当然じゃないのっ!」
50キロはありそうな岩を持ち上げアキラが聞いた
「わかった、じゃあ行くぞ」
「こっちよノロマ!」
「よし!行け」
ふんっ
ぐわっ
ドガンッ
バラパラパラ…
「倒せたのか?」
「動かないんだからそうじゃないの?」
「近寄って確かめるか」
投げた岩は粉々になりゴーレムは割れて動かない
「これは魔石か?」
鈍く光る物を手に取ると
「魔石のようね。ゴーレムは素材が取れないから魔石しか売れないけど
普通の魔石とは違うからそれが討伐証明にもなるのよ」
「じゃあ、解体がないから討伐しまくれるな!損はないし魔石もこんだけ綺麗だと高そうだしな」
「レベルと金銭的な効率的にはそれがいいかもね。魔石は8等級サイズだけど他の同じ等級の魔石より3倍くらいの値段で売れるわ。
討伐依頼料も積もればばかにならないし」
「まぁ、今日は他の魔物を討伐しなきゃいけないからまた明日からだな」
「本日の本命のお出ましだな」
「えぇ、レッドスコーピオンの群れね」
「尻尾の毒針に気をつけて…あとなんだっけ?」
「はぁ。岩場に潜んでいるから目に見えているだけじゃなく音もなく近づいてくる足元に注意せよ!でしょ」
「了解だ!気配察知に十分反応してるから死角なしだ!」
ホントずるいわねと思うミーナであった
こんにちはこくはく。フラないでミーナさん




