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「お待たせしました。」
いつもの前世のスーツスタイルの受付嬢の制服とは違い前世ドイツの民族衣装をデフォルメしたような胸元が大胆に開いた服を着ていた
一部に視線が向かう事を鋼の意思(本人は鉄級だが)で阻止したアキラは
「こちらも支度が終わったところだ」
「アキラの準備が遅いから遅れるところだったわ!」
アキラは元開拓村で買った村人の服をきて、ミーナは町娘スタイルのロングスカートに着替えていた
3人はアキラを挟んで仲良く酒屋兼飲み屋に向かうのだった
「「「かんぱーい」」」
ガヤガヤ
「アキラさん、凄いですよ!これは秘密なのですが…」
と前置きした、顔をほんのり赤らめたレイナの話しは
1.ギルドの査定は前に言った通り『依頼達成数(貢献度)』『期間』『達成率』であるがその計算方法は、
『依頼達成数(貢献度の合計)』÷『期間』×『達成率』らしい
2.『期間』とはそのランクに上がってからの日にちとか依頼期間とか色々あるがここは極秘事項という事で教えてくれなかった。
が、一番長い期間でもランクが上がってからであるからまぁ、気にするのはやめよう。作者が困るから…
3.高ランクになると査定方法が変わるらしいがこの町の最高ランクは7等級(銅カード)なのでわからないようだ
4.レイナがギルドに勤めて3年の間に木カードから鉄カードになった最速は3ヶ月
ただ他の街では何かしらの理由で衛兵や兵士などを辞めてから冒険者を始める人がいるみたいでその人たちはひと月ほどで鉄級になるらしい
「そうなのか。他と比べるのはあんまり好きじゃないから気にしないけど、レイナを驚かせられたなら頑張った甲斐があったな」
謙遜なのかよくわからない言葉を返す少し顔の赤いアキラ
そこにでかい声で
「アキラ!何ちっさい事いってんのよ!!私たちが他を蹴落として最強のパーティになるのよ!!」
(ミーナには酒を呑ますのはやめよう)
そう心に決めたアキラ
「あぁん?なんだお前ら!ガキが調子こいてんじゃねーよ!!」
その声に振り向いたら見たことのない、冒険者の見た目をした20代中頃くらいの酔っ払い4人組がいた
(なんだコイツら)
アキラはテンプレを知らない…
「あら、ゴードンさんたちですね。こんばんは」
レイナが氷の仮面を張り付けて言った
(どこかの機関車についてそうな名前だな)
「「「「レイナちゃん!?」」」
「まさかゴードンさん達ほどの方々が新人冒険者に絡むなんてカッコ悪いことをしませんよね」
レイナの脅しのような発言に
「当たり前だろ!レイナちゃんが絡まれていると思って・・・・・」
ゴードン達は言い訳をして何故かアキラたちの飲み代も払ってくれた後、店を出て行った
テンプレを知らなければそれも起こらないのだ!
帰り道にて
「なんか、さっきの奴らに悪い事をしてしまったな」
「良い方達なので大丈夫ですよ」
「悪かったわね…少し酔って大声出したみたいで」
「そうか」
ミーナの反省は当てにしないアキラであった
「ここまでで大丈夫です。送っていただいてありがとうございました。今日はご馳走出来なかったのでまた次の機会にご馳走させて下さいね」
レイナがアキラだけを見つめてそう言った
「あぁ、またよろしく頼む。じゃあな」
「お気をつけて」
ミーナの目は半目になりフラフラしていて今にも寝そうだ
こんにちはごぉどん。ご馳走様ゴードン達




