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「これうまいな!これも!」
アキラは満足のいく食事にありつけた
「そうだろ?ここの揚げ物は全部美味しいんだ」
ミーナはまるで自分のことのように料理を褒めた
ザイードの冒険者ギルド近くにある料理屋『ポルの店』は元冒険者がオーナー店長の店であった
そして、そのオーナーはミーナの亡くなった両親の元パーティーメンバーでもあった
店長ポル
「ミーナを助けてくれて感謝する。今日は俺の奢りだから心行くまで呑み食いしてくれ」
頬に古傷のある強面の店長ポルはアキラに笑顔を振り撒いた
(えっと…ヤクザ屋さんじゃないよね?)
「あぁ、ありがとう。全部美味いからいくらでも食えそうだ」
それでも心からの言葉が出た。ビビっても美味いものは美味いのだ
「おっちゃんありがとな!」
「ミーナ…これに懲りたら冒険者を辞めてうちで働かねーか?」
ポルは強面を歪めて今にも泣きそうだ
「私はとーちゃんかーちゃんと同じ冒険者でやって行きたいんだ。ずっと迷惑掛けてたおっちゃん達には悪いけど…
私は冒険者を辞めない!」
「はぁ。頑固なのはあの二人にそっくりだな。」
「私はとーちゃんかーちゃんは知らないけどおっちゃんにそう言って貰えたら嬉しいよ」
ミーナは笑顔でポルは困り顔だ
ミーナの表情がコロコロ変わる。
(ポルといる時はそれ以外と違い幼く感じるな)
「ポルさん、ミーナに信頼できるパーティが出来るまで俺がしばらくミーナと行動するから許してやってくれないか?」
実の親子よりお互いに気を許している2人が何故か羨ましくなりつい、そんな言葉がでた
「アキラ、そうは言うがこのお転婆には中々組んでくれる奴はいねーぞ?
見た目は母親に似て美人だから変な奴は寄りそうだしな」
赤毛のツインテールを揺らしながら笑顔を振りまくミーナを見て
近い将来を想像したアキラは少し、ドキドキした
「まぁポルさんみたいにずっとは見れないけど、銅級になるまではこの街にいるからそれまでは大丈夫だ」
少し赤い顔がバレないように食事に顔を落として答えた
宿にて
「ってかミーナも同じ宿だったのか…まぁ、これで待ち合わせとか便利だからラッキーか…」
『ステータス・オープン』
ステータス
名前 アキラ・トードー(藤堂 晶)
年齢 18歳
状態 剣士
Level 23
SP 72(+16)
筋力 56
速さ 56
魔力 20
器用 20
スキル
格闘術 lv2 水魔法 lv3 魔力操作 身体強化
剣術 lv5 気配隠蔽 lv6 気配察知 lv6 言語理解
「素手で戦ったのが良かったな。レベルも上がったがあれだけ倒してこれか…」
(ランクを上げてもっと強い魔物、経験値の高い敵がいる場所に変えないとレベルが上がりづらいか)
「早くランクを上げて銅級にならないとな」
(その間は意識してスキルを鍛えるしかないかな?)
久しぶりの飲酒で精神が少し不安定になり考えが声に出たり出なかったりしている
簡単に言うと酔っている。ただそれだけだが、こう言う酔ってるシーンはお決まりがあるみたいだが主人公も作者も知らないので物語は進まない
こんにちはあるこぉる。さようなら理性




