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ちゅんちゅん
朝日が差し込む窓に小鳥がとまっている
「んあ?朝か…」
『ステータス・オープン』
ステータス
名前 アキラ・トードー(藤堂 晶)
年齢 18歳
状態 剣士(冒険者)
Level 22
SP 72
筋力 56
速さ 56
魔力 20
器用 20
スキル
水魔法 lv3 魔力操作 身体強化 剣術 lv5
気配隠蔽 lv6 気配察知 lv6 言語理解
何も変わっていないと思ったが…
「冒険者になってる…まさか商人になればそうなるのか?
まぁ、よくわからんし影響がないならそれでいい」
(むしろ所持金をのっけてくれ!)
なけなしの金で食事を摂ったアキラは部屋にあった素材カゴを担ぎ急ぎ冒険者ギルドへ
(急いだけど一杯だな…
たしか依頼ボードの横に常設依頼のボードが…
あった!)
そこにはいくつかの羊皮紙(これからは紙に統一)が貼られていた
(なになに?
オークにゴブリン、コボルト?などなど魔物はどれを狩っても常設依頼になりそうだな
後は書いてある出現場所や討伐部位や素材を記憶しておくか)
一通り作業が終わって入り口を目指すと混んでいるカウンター越しにレイナと視線が交錯する
(あっ!こっちに手を振ってる)
レイナが周りに気付かれないように小さく手を振っている
(こういう時は手を振り返せばいいのか?
いや、よく見たら俺の近くの奴が手を振っていやがる
危うく恥をかくとこだったぜ!
童貞のこういう時の洞察力をなめんな!!)
難を逃れたアキラであったがレイナの表情は曇る
街の外で
「門番さんに場所は聞いたし向かうかな」
金欠によって焦りが生じる
「この辺だと思うんだけどなぁ」
そこは以前の森と違い膝丈の草原とまばらに背の高い木々が生い茂っていた
「おっ!来たな!」
『グルルルルゥ』
そこに現れたのは二足歩行の狼のような生き物であった
「お前たちがコボルトか。討伐証明部位は牙でその牙と毛皮が売れるようだな」
そこには続々とコボルトが集結しつつあった
コボルトは単体ではゴブリンとオークの間の脅威度だが基本的に群れで狩りをしているため最低5匹は同時に相手取らなければならない
しかし今は良いカモが来たと思ったのか10を超えて集まりつつあった
「集まるのを待ってもいいが
やるか!」
さっきまで使っていなかった身体強化と気配隠蔽を強く意識して素手で殴りかかった
「おらぁ!」
バギッ
ドゴッ
ドガン
グシャ
メキョ
バゴッ
ドゴッ
バギッ
ドゴッ
バゴッ
「あぁあ1匹顔が潰れてしまった…
牙とれるかな?」
瞬く間に戦いは終わり集まりつつあったコボルトは逃げ出した
「とりあえず後処理するか」
テキパキと解体していく
何故解体できるかと言うと
料理をつくっていたのが幸いして、料理動画を見ていたら何故かおすすめに解体動画が上がってきてそれにハマってしまった時期があった
その時の記憶を頼りに解体している
解体後、素材をカゴに詰めていると
「うわぁー」
と叫び声が聞こえそちらに身体ごと視線を向けると遠くから沢山のコボルトに追われている人が走ってきた
「俺の位置とは外れているが助けがいるか聞いてみるか」
近づくと
「あの怖い少女じゃねぇか…どうするかな…
はぁ…」
「うわぁぁあん助けてぇえ」
そこへ
「よし、任された!」
と、アキラが無防備に構えた
「えっ?」
少女の疑問の声が聞こえた
こんにちはこぼると、おかえり怖い人




