第一章 終話
ちゅんちゅん
おはよう。私だ。昨日村に着いてすぐ様話しをつけた。そして昼過ぎから村の周辺を見回り、オークを二体倒した。その後は何も特筆する事は無かった。
「楽しみにしてた食事だけど…まぁあんなもんか…」
晩御飯はオーク騒動のせいで山菜も無く
近くの川の魚がメインの食事だった
「パンってあんなに硬いんだな…」
異世界モノ定番のオーク肉も出てきたが自分とさっきまで命のやり取り?をしてきたものを食べる気になれず結局は魚…
「まぁ村の人達には久々のオーク肉で喜んで貰えたからいいか」
そう!オーク肉は食べれるのだ!
日持ちは他の肉と変わらないので食べきれない分は干し肉に加工するなどしないとならない
つまりオーク肉の売買分も村長に…
「よく眠れましたかな」
部屋に村長が入ってきた
(この村にプライバシーはないのかな?)
「あぁ、久しぶりのベッドで良く寝れたよ」
「それはそれは」
「今日もこの後、見回りをしてくる」
「よろしくお願いします」
「聞きたいのだが、この村に服屋はないか?」
「専門的な店は無いが雑貨屋が村の入り口近くにありますぞ」
「では、門番にでも聞いて行ってみるよ」
「えぇ『是非』そうしなされ」
(やっぱこの格好は浮いてるんだよな!?)
「雑貨屋?あぁばあさんのとこか。そこだよ」
門番に聞いてみたところ入り口近くの家を指されたのでいってみる
「こんちわー」
「はーい」
60歳くらいの女性が出てきた
「村長から服を売ってくれると聞いて来たんだが」
「あぁ、アンタが村の救世主様かい?」
女性は笑いながら話しかけてきた
「いや…そんなたいしたものじゃなぃ…」
恥ずかしくて消えいりそうな声でこたえる
「オーク肉ありがとねぇ。代わりと言っちゃなんだけど安くしとくよ」
「助かる」
村人の服を手に入れた
「この辺にはもうオークいないんじゃないかな?」
夕方前にそう独り言ちる
村長宅にて
「今日はオークを見掛けなかった」
そう村長に報告すると
「そうでしたか、それは何より
その服も良くお似合いですわ」
ニコニコ顔で村長が答える
(しかし、オークがいないと金にならないし
なにより無駄飯食らいになるよなぁ)
肩身の狭い思いに
「明日もう一日見回ってオークがいなければ旅立つよ」
「え!?もうですか!?もっとゆっくりしていただけると有り難いのですが?」
(文無しで来たから気を使ってくれているんだろうなぁ)
「いや、有難いが街に行って稼がないとな…」
村長
(金が必要なのか?なら引き留める術はないか)
「そうですか…街では当てがあるのですかな?」
「いや、また魔物を狩って売ろうかと」
村長
(何も知らないからと村の都合で搾取してしもうたが…少し恩返しするかの)
「それでしたら冒険者ギルドに登録しなされ」
「冒険者?ギルド?」
村長
(やはりなんもしらんのぉ)
「冒険者とは魔物を狩ったり、依頼を受けて行商人や街を護衛したりするモノの事ですわ。ギルドとは冒険者や依頼者を管理する組織の事です」
(そんな便利なものが…RPGの店みたいなものか?)
「それはこの村にも?」
「村にはないが街にあるので紹介状を書きますわ。
それを見せれば通行税なしで街に入れるでしょうや」
(通行税!?なんかよくわからないけどここまで良くしてくれた村長さんが言う事だから言われた通りにしよう)
「助かる。世話になるな」
「いやいや、こちらの方が…」
村長
※(やはり何処かの隠れ里の者か)
はじめてのふくは田舎の香りがした
第一章終わり
※ここに説明を書くのは微妙だと思いますが
もしかしたらこの設定を今後使うかもしれないので
隠れ里とは?
どこの国にも所属していない
つまりは税金を支払っていない
独立した集落の事です。
鱗族の集落も同様です。




