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「うぉりゃぁぁ」
そこにはオーク5体に無双しているアキラの姿があった
「ふぅ、今日はこれくらいにして拠点に帰るかな」
そう独り言を呟き颯爽と森を駆けていく
そこは以前住んでいた所に似ている洞穴があった
「ふぅ、やっぱり洞穴が落ち着くなぁ」
剣と顔を洗いご飯を食べてから一息ついたところで
『ステータス・オープン』
ステータス
名前 アキラ・トードー(藤堂 晶)
年齢 18歳
状態 剣士
Level 17→22
SP 64(+16)
筋力 52
速さ 52
魔力 20
器用 20
スキル
水魔法 lv2 魔力操作 身体強化 剣術 lv4
気配隠蔽 lv6 気配察知 lv6 言語理解
「おっ!レベルが一つ上がったな
やはりレベルが20を超えてからはSPが倍の16になっているな」
ゴブリンの拠点から旅立って5日が経っていた
この拠点を見つけたのが3日前で今ではすでにオークではレベルが上がりづらくなっていた
「ゴブリンのように拠点を襲うか、場所を変えて違う魔物を探すか、か…」
ふぅー
「第三の選択肢の森を出るかだな…」
そう!何を隠そう鱗族の女性と過ごした事で人恋しくなっていたのであった
「何処の国に出てもそこまで差がなさそうだし
魔物から取れるこの魔石というものがあれば金に変えてくれるそうだし
とりあえずこの作業着が服の体を為している間に行かないとな」
そうと決まれば話しは早い
「着の身着のままこの世界に来たが未だに着の身着のままなのはやばいよな」
色々と言い訳しているが
「やっぱ世界を見てみたいしな」
かっこいいことを言っているが
「話し相手が欲しい…」
ついに本音が漏れた
「前世では人と関わらないように生きてきたのにこの世界ではどうしちゃったんだろう俺」
コミュ障は治っていないがそれでも人は一人では生きていけないようになっているのだろう
アキラは次に人に会った時の予行練習を入念にしている
知らない人が洞穴の近くを通れば変な噂が立つほどの声量で…
「次に会う人も良い人だといいなぁ
おやすみぃ」
はじめてのひっこしは人肌の恋しさに気付かされた夜だった




