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話しが一段落つき、食事の用意をするといい女性たちが小屋を出て行った



『ステータス・オープン』


ステータス


名前 アキラ・トードー(藤堂 晶)

年齢 18歳

状態 剣士


Level 17


SP 20(+48)

筋力 30

速さ 30

魔力 20

器用 20


スキル

身体強化 剣術 lv2 気配隠蔽 lv5 気配察知 lv5

言語理解



「やはり身体強化にレベルはついてないな…

それにレベルが10を超えてもSPは8づつのままだし…」


色々とステータスの考察を続けていると小屋に近づく気配を察知した


(『ステータス・クローズ』)


女性が近寄り近くの地面に手を添えると


『食事の用意ができましたが出てこられますか?』


「ありがとう。食べに出る」


小屋の外に出ると広場に焚き火を囲むように椅子と机が出されていた


(女性の手料理は小学生の時の母の手料理以来だな)


こういう時に母親も勘定にいれるところが童…


席に案内されると

『人族の口にはあわないかもしれませんが』


「いや、俺のいつもの食事は川魚しかなかったから果物が増えてうれしいくらいだ」


静かな食事が進む


(いや、俺に聞こえないだけで女性同士は喋っているみたいだな)


ここでも孤高の人(ぼっち)を発揮している




食後

『朝、お話しした通り暫くしたら集落に戻りたいと思います。それに伴い…

助けていただいて失礼な話しですが…』


(ん?なんかヤバい雰囲気?)


『両手足を無くした者たちは…

皆、死を望んでいます。彼女たちの絶望は理解出来るので今夜…』


(そういう空気か…)


「わかった。辛いことだな。俺に出来るのは彼女たちの最期の苦しみを少なくする事しか出来ないが最大限に善処しよう」


そこで彼女たちが慌てだした


『いえ!!それには及びません!!助けていただいたのに命を粗末に扱うことと剣を使わせていただきたいという謝罪とお願いです。』


「そうか、命の価値はあんた達がどんな生活をして来たのか知らないから俺は何も思わない。剣も元々ゴブリンから奪ったものだから好きに使うといい。」


『では、今晩使わせていただきます』


その文字が震えているのが俺でもわかった

だから

「最期の別れの言葉を交わしたら教えてくれて」


『ですが…』


「俺の方が剣の扱いに慣れている。少しでも苦しみが少ない方がいいんじゃないか?」


彼女たちが目を潤ませながら頷き合っている

『よろしくお願いします』

頭を下げるのであった





小屋に戻ったアキラは

(誘拐されて暴力を振るわれて縛って監禁されて

さらに同胞を手に掛けなければならないのはあんまりだよな)


ため息をつき

(人型はゴブリンのおかげ?で慣れているから大丈夫なはず…)


少し自信がないのは少なくとも同じ種族の者と言葉を交わしたからか


(ここに来て今日は最悪の日だな)







はじめてのひとごろし(・・・・・・・・・・)は感謝の心に背を押された

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