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「よし、今日も明るくなるまでステータスチェックするか」
ステータス
名前 アキラ・トードー(藤堂 晶)
年齢 18歳
状態 洞穴の住人
Level 6
SP 16
筋力 16
速さ 16
魔力 16
器用 16
スキル
気配隠蔽 lv4 気配察知 lv3 言語理解
「レベルが上がってるな
もう少し上がるかと思ったけどやはりレベルが高くなればなるほど上がり辛いか…
とりあえずゴブリンで上がらなくなるまではここでゴブリン狩りし続ければいいしな」
外が明るくなったので今日も朝の日課を行う為に立ち上がった
「次を考えるのはレベルが上がらなくなってからでいいや」
朝食後
「この後はゴブリン狩りと森に何か他に食えるものがないか探すか」
暫く後
ゴブリンをそこそこ狩り少し休憩する為倒木に腰をかけていた
「ほんとゴブリン以外に生き物を見ないなぁ
兎みたいなのはいるみたいだけど…
もしかしてゴブリン達の縄張りなのか?
アイツらがこの辺の生き物を根こそぎ狩っているとしたら…」
膝を『ポンッ』と一つ叩き立ち上がる
「ゴブリンが何処から来てるか調べるか」
この後の目標が決まり意気揚々と森を行くアキラであった
「ゴブリンの住処がわかればレベル上げの効率も上がるし
もしかしたら他の生き物が戻ってきて食生活が潤うかもしれないしな」
取らぬ狸の皮算用…
(いたっ!)
そこにはゴブリン3匹が水場から見て森の奥の方へ進んでいく姿があった
(コイツらをこのままつけて行くか?
それとも…1匹だけ残し倒して生き残りをつけて行くか…)
ゴブリンは尚も遠ざかる
(前者だな…
これは逃げの選択じゃなく最善の方法だろう…
コイツらの知能が俺の予想や想像より高かったら後者の場合住処を知られない為に違う場所に逃げるかも知れないからな)
このまま暫くゴブリンの後をつけて森を行くと
(なんだここは…)
そこには丸太で出来た壁があった
高さは3メートル以上はありそうだ
横は少なくとも50メートルはある
奥行きはここからでは確認できない
(これは住処というより村や集落の規模だな…
アイツらにも文明や文化があるのか?
もしそうなら俺はすでに沢山のゴブリンを…)
アキラは頭を振る
(いや、それも覚悟の上だ
俺が間違っていたとしてもそれこそ確認してから
だ)
近くの見つかり辛そうで尚且つ入り口が見える木を探し登る事にした
(ここなら見つからないだろ
あそこが入り口だな…)
そこは一箇所だけ周囲とは違い木の板で出来た扉が付いていた
(暗くなる前には拠点に戻りたいから…
後1時間程度しか見張れないな)
暫く後
(ん?向こうから何か来るな)
遠くにゴブリンの集団が何かを運んで来ていた
(アイツら何を持ってんだ?
食い物か?)
どうやらゴブリンの集団はかなり近くを通るようで徐々にゴブリンが持っているものが見えてきた
!?
(あれは人か…?
いや、俺の知っている人間じゃない…
長い青色の髪をしているが粗末な服から見えている腕に鱗?のようなものがある)
このまま集団が通り過ぎるのを見送った後
(どうやら俺の知識にあるゴブリンで間違いなさそうだな…
とりあえず今日は一先ずここまでだな
この後このゴブリンの住処を一周してから帰るか)
洞窟に戻っていつものルーティンの後就寝した
はじめてのついせきは非日常の緊張に満たされた




