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騎士団のみんなはそれぞれ宿に泊まって疲れをとっている

アキラは国王の宿に行くと


「こちらはグラスレンダー皇国の騎士団団長のレイカード殿だ。

この度グラスレンダーには騎士団を派遣して貰えることとなった」


「アキラだ。よろしく頼む」


アキラはレイカードに会釈した


「こちらこそよろしく頼む。ローランド王からはこちらは戦後処理だけだと言われているが…」


「ああ。概ね間違っていない。こちらの100人の精鋭で王都は奪還できる。そちらには王都の治安維持や国内の残党処理などを手伝って貰いたい」


アキラははっきりと答えた


「自信があるようだな。では、我々五千はそのように動く」


「期限は国内の散らばっている兵が持ち場に戻るまでを考えているが大丈夫だろうか?」


「我が主には出来る限りと言われている。問題ない」


「ありがとう」


ネオアトランタの各々は頭を下げた。もちろん国王は除いてだが






王の部屋にて

「さっきはああ言っていたけどホントのところどうなのさ?」


口調を戻したローランドが聞いてくる


「言った通りだ。嘘はつかない」


「そうよローランド!アキラが鍛えた騎士達は最強よ!」


「ここの現在の最深到達階層を皆さん自由に動いていました。そんな事が出来る騎士団は彼らだけでしょう」


ミーナとレイナの援護を受けたアキラは


「二人が言っているように強くなった。

…いや、調子に乗って強くさせすぎたかもしれん。

騎士達には調子に乗るなと言ったが戦後調子に乗っていたら戒めるから教えてくれ」


それを聞いた国王は目を丸くして


「それほどなんだ…わかった。彼等には戦後報いると誓うよ。それとその後なんだが…」


国王が述べたアキラ達がこの国にきた後のネオアトランタだが

王侯貴族達は牢に監禁されて私財は全て没収されて民は共和国の国民の下の地位にさせられているときかされた

まだこれからだが若く綺麗な女は奴隷として連れていかれる

もしもの時の蓄えが出来ないほどに税も重くされて敗戦の罰として財産も奪われる


「敗戦国には人権などないか。

間に合いそうか?」


アキラの言葉に


「まだまだこちらを掌握するのには時間がかかるから民に被害がいくまでに帰れるさ」


ローランドの言葉に一同ホッとする


「それに向かうの国からアトランティスまではやられたがそれ以外の場所では決起する準備がすすんでいるよ。

もちろん書簡で防衛に専念して連絡があるまで待てと伝えているから無駄な犠牲は防げると思うよ」


「そうか」


「これからも頼むよ」


「それはもちろんだがこの街を立つ前に一つしなくてはならない事がある」


「えっ?なによ?」


「何か…そうですね」


ミーナはわからずレイナは気付いたようだ


「冒険者を辞めることだ」


「何でよ!?」


まだわからず驚くミーナ


「ミーナ嬢じゃないがどうしてだい?」


「冒険者は国政に関与してはならない。ですよね?」


レイナが答える


「そうだ。戦争には身を守る事以外で冒険者は積極的に参加できない。

その為、迷惑をかけない為にも辞めておく必要がある。もちろん騎士達もな」


「そうだったわね…」


「ミーナとレイナは辞めなくていい」


「何でよ!」「どうしてですか!?」


驚く二人


「俺は表立って協力しなければならないけど二人はそうじゃない」


「私も戦うわよ!」


「私もです!」


二人の意思は硬い


「ああ。知ってる」


?が頭に浮かぶ二人に


「表立ってって言ったよな?

二人には裏の仕事を任せたい。いいか?」


「もちろんよ!」


「わかりました!」


二人はアキラに頼まれたらイエスしか選択肢がない


「ありがとう。ミーナには秘密裏に城にいる司令官を捕縛して欲しい。もちろん邪魔があれば殺してもいい。

これは相手の指揮系統を壊して対応を遅らせたいからだ」


アキラの言葉に頷くミーナ


「レイナには相手が簡単に逃げないように共和国への道を魔法で破壊して欲しい。

それも敵がそこにいれば巻き込んで構わない」


レイナも頷くが


「アキラさん…もしかして…」


「ああ。俺は率先して敵を殺す。二人に甘えて悪いが、一緒に背負ってくれる人がいたら心強いんだ」


「じゃあ私はアキラより敵を殺してみせるわ!」


ミーナが可愛らしい顔で物騒な事を言う


「私も魔法の的にしますね!」


アキラは二人の優しさに感謝した


「ありがとう」


そこに水を差す奴が


「黙って聞いてたけど何の話しなのかな?」


ローランドだ


「俺は悪いやつでも敵でも人を殺してはダメだと言われて育ったんだ。

それで戦争でも殺人に踏み切れないから二人も一緒に背負ってくれると約束していたんだ」


「そうなんだ…普通は盗賊とか罪人なら殺しても罪に問われないし

そこまで殺人にこだわる人がいないから寝耳に水だなぁ」


異世界論理感が凄い


「どうやら二人もその感覚らしいから戦争も人殺しも必要なら仕方ないって感じだったけど…俺のわがままでそれはして欲しくなかったんだ。

これまではな」


アキラの言う事にローランドが


「これからは?」


「戦うよ。

ここでは戦って自分の力で居場所を守らなくちゃいけないと漸く気づけたんだ。

その為なら敵は斬って捨てる。

二人に殺人をして欲しくなかったけど

こんな俺についてきて支えるって言ってくれたんだ。甘えないと家族じゃないだろ?」


「いいなぁ。僕も結婚して家族作ろうかなぁ」


「いや、国王は自分でそういうの決めれないだろ?」


ローランドのゆるい会話にも律儀に返す


「アキラは貴族でもないのに物知りだね!」



「はぁ。この王様殴ろうかしら?」


ミーナが言えば


「軽くなら…」


レイナも続く


アキラの二人に対する想いを込めた言葉をゆるくされた事にムカついた二人のセリフは仕方ない







アキラは気にしない

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