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アキラは総騎士団団長に会っていた


「それは本当か?」


「ああ。俺にはその手段とそれを助ける仲間がいる。後はローとあんた次第だ」


「やっと戦えるな…」


団長は部下を沢山亡くして自分だけ生きている今に苦しんでいた


「残念だがアンタには別の任務がある」


「何?俺の部下達だぞ!」


「アンタにはアンタが選んだ精鋭100人と共にローと逃げてもらう」


団長は言葉をなくす


「死んで職務を全うするのではなく生きて職務を全うしてくれ。

アンタの部下たちにも無理強いはしない。

王を逃す為に命を賭けられるものでこの作戦は行う。

俺と共に死地に向かい王を逃すまで戦える者達を集めてくれ」


10分程の沈黙を経て


「わかった。国が、民が助かるのであれば…」


そう言って退出した総騎士団団長を見送る






1時間後

「10000の兵が志願した。ここに残っている兵の半数だ」


「十分だ。

王が逃げる時間が稼げたら速やかに投降する。

頼んだぞ!」


アキラは兵に伝えた







「そろそろ制限時間ね」


バタンッ


「遅くなりました陛下」


入ってきたのは総騎士団団長


「済まない。騎士に死ぬ場所も与えられぬ主で」


「いえ、必ずやこの地を我々の手に!」


「ああ。今は我慢の時だ」


ミーナ達は所定の位置に着く





「行くわよ」


パンッ


夜空に火の玉が弾けた


「囮の準備に5分程かかるから奴らが釣られたら逃げるわよ!」


「ああ」「わかった」


ローランドと団長が答え、そばには精鋭100名が控える





「合図だわ」


その火を確認したレイナは魔法の構築に入る






「合図だ。レイナの魔法が発動したら出撃するぞ!」


「「「おう!」」」





5分後王都の外を極大魔法が襲う


「「「「うわぁあああ」」」」


敵兵が大混乱に陥り隊が乱れる




「いまだ!!いくぞ!!」


アキラの掛け声に


「「「「うぉおおおお!!!」」」」


王国軍が出撃した


混乱の最中にいる敵軍だがそもそもの兵力が違う

王都軍10000に対して共和国軍100000だ

多少の混乱はあったが暫くすると自分達の優位性が兵に伝わり落ち着きを取り戻した


落ち着いた共和国軍は直ちに王都軍を蹴散らした

そして王都軍は降伏した

降伏と同時に一つの影が暗闇に消えた事を誰も知らない






「お姉ちゃんっ!!」


レイナを見つけたミーナは駆け寄り抱きついた


「ミーナちゃん!無事で良かったわ」


「感動の再会中に悪いけど、急ごう。見つかれば犠牲が無駄になるからね」


軽い口調だがそこには強い意志があった


「すみません。陛下」


頭を下げるレイナに


「陛下はやめてよレイナ嬢!」


気軽に返す国王


「行きますぞ」


引き締め直す総騎士団団長







移動中

「アキラは迷わないかしら?」


「大丈夫よ。アキラさんには私達の場所がわかるようにしてあるから」


驚くミーナ


「え!?なにそれ!?聞いてないんだけど!!」


「ふふ。アキラさんは気配察知が出来るでしょ?

今はかなり範囲も広いそうよ。

それにこれなら距離が離れても気配察知が反応するわ」


レイナが鞄から取り出したのは


「40階層の上位種の魔石…」


「そうよ!私達が倒した魔物のね!」


「魔石は魔力の塊…そういうことね!!流石お姉ちゃん!!」


この辺りにこれだけの気配を出しているモノはない








アキラでも流石にさがせる


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