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落ちた世界は異世界で  作者: 蟻ノ巣 アリ
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悪手

筆が進む!進むぞおおお!

第15話『悪手』

《カジャラクタ王国 王宮 国王の間》

マゼルマ王「そうか、グモスはしくじったか…

やはり使えん男だったな」

???「あらあら残念ですこと」

マゼルマ王「居たのかアネモ」

アネモ「マゼルマ王、今日はお願いがあってきてみたの」

マゼルマ王「スフィア家当主のお前が我に発言するなんて珍しいでは無いか、話すがいい。」

アネモ「今回のフェンガルドとの戦争、私と妹のキリカに任せて欲しいのだけれど、いいかしら?」

マゼルマ王「ほう、勝てるのか?」

アネモ「当たり前でしょう?マゼルマ王の期待にはしっかりお答えするわ」

マゼルマ王「期待などしていないが任せてみるとしよう。勝たなければどうなるか分かっているな?」

アネモ「マゼルマ王、感謝するわ」

国王の間の扉が開く。

キリカ「お姉様!」

アネモ「あら、可愛い妹まだマゼルマ王の前よ。」

キリカ「私と共に来て下さるのですね。嬉しいですわ。」

アネモ「えぇ、そうよ私あなたが心配だからついて行くことにしたわ」

キリカ「お姉様が居ればどんな戦いも勝てますわ」

アネモ「ふふふ、可愛いキリカ。」

キリカ「お姉様。」

アネモ「マゼルマ王それでは、もう時期出立しますわ」

マゼルマ王「我が道具としてお前達が使えると戦いで示すといい。ふはははは」

そこから数時間後戦争が始まろうとしていた。

《フェンガルド王国 国境付近》

グレン「いよいよだ!お前達準備はいいな?」

炎軍兵士「うおおおおお!!」

グレン「作戦は分かっているな?この戦い全力で勝ちテンマを救う。そして我が国を守り抜くぞ!!」

炎軍兵士「うおおおおお!!」

ヒョウカ「集まった人数結構少ないのね」

レスト「どうやら炎軍、土軍、水軍この三軍を主軸としたおよそ3000人の兵士達で構成されているらしい」

グレン「すまない、ほかの兵長達はゴウカの対応や戦争で行き場を失い溢れ出たモンスターの処理で追われていてな」

フドウ「話に割り込んで悪いわね土軍兵長フドウ・クレイズよ。言っておくけどこの戦争にこの人数更に中でも精鋭を集めたからきっと大丈夫よ」

ヒョウカ「土軍の兵長ってこんなに美人だったのね」

フドウ「ふふ、この戦い絶対勝つわ。そういえばミゾレはどうしたのかしら」

レスト「水軍兵長ならさっきどこかに行ってしまったぞ」

フドウ「そうなの?怯えきったあの子にお姉さんがヨシヨシしてあげようと思ったのに」

グレン「お前たち世間話はそれぐらいにしておけ、来るぞ!」

ヒョウカ「あ、アレってちょ、ちょっと多くない?」

伝令係「伝令です!敵兵士の数およそ5000!

その中でも異様な魔力を持った女性が2人いるとの事」

レスト「数が多いのはあれだがその2人がおそらく敵の大将か!」

グレン「よぉぉし!行くぞ!!絶対勝ぁぁぁつ!!」

「進軍!開始!!!」

いよいよフェンガルドとカジャラクタの戦争が始まってしまった。その同時刻テンマ達の国を奪還する計画が纏まろうとしていた。

《カジャラクタ王国 地下 レジスタンス本部》

ラナン「作戦はこう!まず王宮内部へ安全に侵入する為に地下に流れてる水路を使う。

そして、内部に入ったら王の間へ行くための4つの封印を解く。4つ解いたらいよいよマゼルマと戦いになる!それで勝つ!あーし完璧!

封印を解く時はあーしの魔眼が必要になる。

だからあーしとクルートとテンマで進むことになるって事っしょ!」

テンマ「なるほど…3人で行動して封印を1つずつ解いていく。封印を解いたとしてこの3人でマゼルマに勝てるのか?」

クルート「勝つのは厳しいかもしれません前までの僕達なら。でもテンマさんが来てくれましたからきっと勝てると思います」

ラナン「あーし達ならきっと行けるっしょ!」

クルート「今頃地上では戦争が始まっている頃でしょう。四導剣の居ない今がチャンスですね」

テンマ「じゃあ!行こう!」

《カジャラクタ王国 地下水路》

テンマ「ここって本当に安全なんだよな」

ラナン「あーし調べだとこの水路は前王がラナン家だけに教えてくれた水路で元々は脱出用って話だったんだよねー」

クルート「だから安全に進めるはずです!」

テンマ「お!明かりが見えてきた!」

クルート「行きましょ!」

ラナン「水路に明かり!?ダメ!」

《カジャラクタ王国 地下水路 広間》

クロウリー「これは裏切り者のラナンと元王子のクルートじゃないか。こんな所でどうしたんだい?」

ラナン「しくった…なんでここが」

クロウリー「この国を導く四導剣がもしもの時のための逃げ道を知らないわけないだろう」

クルート「四導剣クロウリー…そこをどいては貰えませんか?貴方もマゼルマに良い扱いはされて居ないと聞きます。良かったらあなたも一緒に」

クロウリー「何を言っているんだ?

そんなわけないだろう?君たちは僕を何も分かっていない。

君達はこの後ラナンの魔眼で四つの封印を解いて王を倒しに行くんだろう?」

「そんな単純な作戦…はっきり言ってそれは…」

その頃

《フェンガルド王国 国境付近》

グレン「いけぇぇえ!怯むなああ!」

全軍「おおおおお!!」

キン!ガキン!!剣と剣がぶつかり戦争という血なまぐさい光景が大自然の中に広がっていく

ヒョウカ「あそこにいるのって!」

レスト「間違いねぇとんでもねぇ魔力…あの二人が親玉だな」

フドウ「じゃあ地の魔女と言われる私とどっちの魔力量が上か力比べしようかしら」

アネモ「ふふふ、あらあら威勢のいいのが居るじゃない?私の可愛いキリカ…好きなように戦いなさい」

キリカ「はい、お姉様!」

「霧魔法:フォートレス・ミラージュ」

霧で出来た巨大な要塞その要塞はアネモの姿を隠しながら広範囲に霧を展開している。

キリカ「霧に惑いなさい」

フドウ「霧ねぇ…私の魔法でどうにかならないかしらね。なんなら奥のあの子直接狙っちゃおうかしら」

「土魔法:ブロッサム・クレイモア」

花びらのように土が綺麗に表現されたかと思った瞬間花びら1枚1枚がアネモめがけて飛んでいく。

キリカ「お姉様!!」

アネモ「あらあら私は今とある事で忙しいの

だから妹に隠してもらってたのに無粋ねぇ

でも残念、今この瞬間出来上がっちゃったのよね。直接狙って来たお陰で貴方の魔力を上手く利用できたわ。嬉しい悪手だったわぁ」

時は戻り

《カジャラクタ王国 地下水路 広間》

クロウリー「はっきり言ってそれは悪手だよ」

「さぁ、もういいだろう。戦おうか」

ラナン「戦うしかないみたい」

クルート「……」

テンマ「やるしかないか…!」

次回!クロウリーVSレジスタンス!

フドウVSアネモという戦いになると思います!乞うご期待!

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