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ここにいていいよ。

これから、何が始まるのだろう。


これから、さつきはどうなっていくのだろう。


さつきのことを分かってくれる人はいるのだろうか。


さつきは、こんなところに居ていいのだろうか。


なんだか、どことなく、わけもわからず寂しい気持ちになります。



一方で、この孤独は、さつきがさつきであるために、

自分にしか歩めない道を、たったひとりで選択していくために何か必要なことであるという気もしていました。


センチメンタルでメランコリーってこんな感じでしょうか。


難しい横文字を使ってみましたが、

センチメートルなポメラニアンコリーみたいな感じでわけが分かりません。



「わっ!」


「ひょーーーー!」


おどかしたのは、うみちゃんでした。



うみちゃんは、まるで子供のいたずらのように、冗談交じりでケラケラわらいながら、あの優しい笑顔を見せてくれます。




「さつきちゃん、どうしたの?」


「ううん、なんでも。」


「不安だよね、心配だよね。わかるよ、その気持ち。

うみにもそんなことあったから。

だけど、ひとりじゃないよ。だいじょうぶ。」


・・・「わかるよ、その気持ち」、そういわれただけで、さつきの心の中にあったなにか落ち着かなくて、どこに行ったらいいのか分からないで鳥のように動き回る心が、

元あった場所にスーッとおさまっていくのがわかります。


うみちゃんと、さつきは、つながっている、ああ、お友達なんだなあ。


そう思うと、ふと思わず不思議と涙がこぼれてきて、自分でもびっくりしました。


安心の涙。


そらくんもそばにやってきて、慈悲深い目をして、ただそこにいます。



「みんなひとつにつながっている」

そんなことを感じると、

不安はどこかに行き、ただ、安心と、

「さつきは、ただ、さつき自身でいいのだ。」という思いが自然と湧き上がってきました。



「さつき・・・ここにいていいんだよね。当たり前だけど。」


「ここにいていいよ。

ずっといていいよ。」

二人が言います。




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