66.ローラの王都案内
翌日
朝食を済ませた後にローラと会った。
「あ、レーナ。おはよう」
「おはよう。昨日の件はどうだったの?」
「朝のお手伝いが終わってからならいつでもいいって。だから今日でも大丈夫よ?」
「そうなの? じゃあ、今日でもいいかな?」
とルミア達に聞くと頷いた。
「了解。お手伝いが終わったら部屋に行けばいいのかな?」
「そうしてもらえるとありがたいわ」
「じゃあ、後で行くからね」
と言ってローラ別れて私達は部屋へと戻ったのだった。
それからどれだけか時間が経つとローラが部屋にやって来たので、ローラの案内の元、王都の散策が始まった。
ローラの案内では、学園で使う物が安く買えるお店や安くておいしい食べ物屋といった具合に学園で役立ちそうなお店を中心に案内してもらった。これから王都に住むことになるルミア達にとってはとても大切なことだからローラにお願いしてよかったと思った。
「レーナは何か見たい場所とかあるの?」
するとローラがそんなことを聞いてきた。
「見たい場所か……。お薦めの武器屋とか?」
「それは流石に分からないかな……。有名な武器を取り扱っているお店なら一応知っているけど、そこでもいいかな?」
とローラがやや困った様子だったが、王都の有名な武器屋さんなら気になると思い案内をお願いすることにした。
「じゃあ、お願いしてもいい?」
「うん。それじゃあ、こっちに来て」
そうしてローラに案内してもらったお店は見知ったお店だった。
「あれ? ここって……」
するとユアがそう言いながら私の方を見てきた。
「そうだね。エレオノーラさんのお店、だよね」
「やっぱり、レーナも知っていたんだ」
「まぁ、ちょっといろいろあってね」
「その、私、武器には詳しくないから……」
とローラがやや落ち込んだ様子だった
「ローラが気にすることじゃないわ。私が気になるお店と言って思いつくのが武器屋しかなかったから……。それに、ローラが案内してくれたところはいいものがたくさんあってよかったよ」
「……ありがとう」
「それに、ルミア達は来ていないから一緒に中を見て回ろうか?」
「「うん!」」
ということで私達はお店に入った。




