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59.エレオノーラさんと再会



 そして、案内してもらった場所には、先ほどと似たような魔道具と見慣れないようなものがたくさん置いてあった。


(さっきと似たような魔道具もそれなりにあるけど、性能が段違いね)


 と鑑定魔法を掛けて性能を確認すると違いは歴然だった。まぁ、今のところ買うつもりはないけど……。


 そんなことを思いながら案内してくれた人に、さっきの場所にあった魔道具とここにある魔道具の値段を聞いたら10倍以上の差があった。


「ま、魔道具ってそんなに高いの……」


 とユアは、魔道具の値段を聞いてとても驚いていた。


「そうだ。まぁ、見るのは好きにしても構わないが壊さないように」


 そう言って案内をしてくれた人は店の奥へと消えて行った。


「……レーナちゃん、効果な魔道具が置いてあるのに店員さんはどこかに行っちゃっても大丈夫なのかな?」


「それは、高価な魔道具が作れるから防犯対策も大丈夫なんじゃない?」


「それも、そうだね」


 とそんなことを話しながらいろいろなものを見ていると、お店の奥から見覚えのある女の人が出てきた。


「もしかして、レーナちゃんかな?」


「エレオノーラさん、お久しぶりです」


「エレオノーラさん、お久しぶりです」


「ええ、久しぶりね。本当に来てくれたのね?」


「まぁ、お仕事のついでですが」


「そうなの? まぁ、いいわ。それより気持ちの変化はない?」


「気持ちの変化ですか?」


 ……いったい何のことだろう? と首を傾げているとエレオノーラさんが苦笑いをしながら何のことかを教えてくれた。


「以前会ったときにも行ったと思うけど、よかったらこの工房で働かない? と聞いたはずよ」


 そう言われると以前にそう言われたかも。確か私が作ったポーションはそれなりに性能が高いから教えればもっとよくできるとか何とか……。


「確かにそんなことを言われたような……」


「この反応だと本当に来てみただけみたいね……」


「そうですね。確かエレオノーラさんに工房にきてみてと言われた記憶があります」


「確かにそう言ったわね。何なら、少し教えてもいいとも言ったわ」


「そうでしたっけ?」


「ええ、時間があるなら少しどう?」


「う~ん。あまり長くなるとちょっと……。このあと用事があるので」


「そうなの? それなら、また別の日でも構わないわ。時間があるときに来て頂戴」


「……分かりました。因みにいつがいいとはありますか?」


「それくらいなら気にしなくてもいいわよ。レーナちゃんが来れるときに来てもらえれば対応をするわ。何なら、他の子も連れてきても構わないわよ?」


「それはありがたいです。でも、時間が出来たときに伺います」


「ええ、そうして頂戴」


 そうして私達はエレオノーラさんの工房を後にしたのだった。



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