54.冒険者学校へ
「さて、ルミア達は学園に行ったわけだし、私達はどうしようか?」
「冒険者学校にはもう行かないの?」
私がそうとユアはそんなことを聞いてた。私としては特に行く用事はないけど……。とそんなことを思ったが、ユアは気になる本を読んでいたことを思い出した。もしかしたら、読みたい本でもあるのかな?
「……ユアが行きたいなら私もついて行くよ? ユアが読みたい本があるのなら読みに行くべきだと思うし」
「いいの?」
「うん。ユアが必要だと思うことや気になることがあるのならむしろ行った方がいいよ。もしかしたら、役立つことが他にもあるかもしれないし」
「……ありがとう」
「気にしなくてもいいから、準備をしたら行こうか?」
「うん」
それから私達は出かける準備をして冒険者学校へと向かったのだった。
そうして、冒険者学校の図書館に着くと、ユアは本棚を見ながら気になった本を取り出していた。
「……そう言えばレーナちゃんはここにある本を全部読んだって言っていたけど、レーナちゃんはどうするの?」
「う~ん。特にすることはないかな? とりあえず、のんびりしながら、ルミア達の入学後はどうしようか考えていようかな?」
(そもそも、ルミア達が学園に入ってからのことは何も考えていなかったし。まぁ、何事もなかったらリンフレッド街には戻るかな?)
とそんなことを思っていた。
「確かに考えた方が良いかも?」
「とりあえず、ユアは気になる本が読み終わるまではここに通うことになるかな?」
「この本が最後だからお昼前には戻れると思うの」
「そうなの?」
「うん。それに、知らなかったことは一応、メモもしているから大丈夫なの」
「そうなんだ。まぁ、私のことは気にしなくてもいいから自分のペースで読み進めるといいよ」
「分かったの」
そう言ってユアは本を読み始めたので私はこれからどうしようかをのんびりと考えていた。




