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52.お祝い



翌日


 昨日の予定通りみんなで、ルミアとフローラのお祝いを兼ねて王都を回りながら彼女達が欲しいものを買ってあげた。まぁ、買ってあげたと言っても、学園で必要になりそうなものしかなかったが……。


「いろいろと必要になりそうなものを買ってもらっちゃったけど、本当にいいの?」


 フローラがそう言うと隣に居たルミアも頷いていた。


「ルミアとフローラのお祝いだから気にしなくてもいいよ」


「そうだよ。私達からお祝いなの」


「でも、こんなに買ってもらえるとは思っていなくて……」


「うん。ちょっとしたお祝いみたいなものかと……」


 と2人はそんなことを言ったけど、買ってあげたのは筆記用具類と書くものくらいしか買っていない。何だったら良さそうな洋服類も買ってもいいと思う。学園でお友達ができたら出かけると思うし、それなりに綺麗な服があった方がいいと思うし。


「まぁ、ルミアとフローラが欲しいものを買っているけど、もっと違うものでもいいんだよ? 特にルミアだったら綺麗な服とかもいくつかあった方がいいと思うし」


「え?」


「ほら、前に買ったきりで新しいの持っていないでしょ? それに、ルミアも大きくなっているから服が小さくなってきているし」


「そう言われると袖とかすこし短いかも?」


「靴の大きさとかも大丈夫なの?」


「靴の大きさは大丈夫だよ。今はちょうどいい感じだから」


「それなら靴も少し大きいのを準備しておいた方がいいかもしれないわね」


「え? でも……」


「どこかに良いお店はなかったかな?」


「それならこの間見かけたお店なら覚えているよ?」


「なら、そこに案内をして」


 そうしてフローラの後について行くとそれなりに大きなお店があった。どうやら、服や靴などが揃っているようだったので、そこでルミアの服などを選んだのだった。


 それからいろいろと選んで、ルミアにはいくつかの服と靴をとフローラの分も1つずつ買った。本当は平等に買ってあげようと思ったけど、フローラが持ってきた服もあるから1つずつで十分だということで、そこでの買い物は終わったのだった。


 その後は、ご飯を挟んだりしながらいろいろなお店を回り帰路についたのだった。



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