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47.試験の結果は……



 それから結果が張り出されるのを待っていると建物の中から大きな紙を抱えた男の人が何人か出てきた。すると近くに居た人達が前へと押し寄せて出てきた人達が見えなくなった。


「も、もしかして張り出されたのかな?」


 と近くに居た人達の様子を見てルミアがそう言った。


「多分そうじゃないかな? でも、この人混みじゃあ、確認をするのが大変ね……」


「そ、そうだね。でも、頑張ってみてくるよ」


「わ、私も見てくる」


 そう言ってルミア達はその人混みへと進んで行った。しばらくするとルミア達は見えなくなったけど、ちゃんと目的の場所までたどり着けるかな? とそんなことを思いながら待っていた。




 それからしばらく待っていたけど、ルミア達はなかなか戻って来なかった。


「……まだ、戻って来ないの?」


「そうね。もしかしたらこの人混みを掻き分けてうまく進めなかったのかも? まぁ、ある程度時間が経てば少しは落ち着くと思うから、そしたらルミア達も戻ってくると思うわよ?」


 とそんなことをルミアと話ながらもうしばらく待っているとルミア達が戻ってきた。


「あ、戻ってきたよ!?」


「うん」


 ユアにそう返事をしながらルミア達の様子を確認した。ルミアは安心した様子で、フローラはというとにこにこしながら戻ってきていたので、2人とも問題なく受かっているようだった。そのことにひとまずホッとしているとルミア達は私達の場所までやってきた。


「結果はどうだった?」


「ちゃんと受かっていたよ。特待も無事に取れたの」


「私もルミアちゃんと同じで特待を取れたよ!」


 と2人は対照的に結果を報告してきた。まぁ、彼女達らしいのだがルミアはもっと喜んでもいいんじゃないかな? 


「2人ともおめでとう。頑張った結果が出てよかったね」


「「うん」」


 そう声を掛けると2人とも嬉しそうに頷いたのだった。


「それで、今後の予定とかは何か決まっていたりするの?」


「受かった人はこの後建物の中で話と制服の採寸があるって言っていたよ?」


「そうなの。結果を知らせるために私達の方に先に来てくれたのは嬉しいけど、早めに行った方がいいんじゃない? 私達はここで待っているから、戻ってきたらみんなで祝おうか?」


「分かった」


「うん」


 そうしてルミア達は建物の入口へと向かい、入口に立っていた人と少し話すと建物の中へと消えて行った。


「私達は、とりあえず、馬車で待っていようか?」


「うん」


 そうして私達はルミア達が戻ってくるまで馬車で待つことにした。



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