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27.冒険者学校へ5



 そうしてエルサさんに案内された場所は建物の奥の方の部屋だった。


「ここがこの学校の図書室になります」


 エルサさんはそう言うと扉を開けた。


「おぉ」


「す、すごいね」


 扉の先にあったのはかなり広い空間にたくさんの本が置いてあったのだった。


「思っていた以上にたくさんの本が置いてあるわね」


「うん。こんなにたくさんの書物をみたのは初めてなの」


「あなた達が求めているような本が置いてあるのかは分かりませんが、ご自由にご覧になってください」


「ありがとうございます」


「あ、ありがとうございます」


「私はこれで失礼します。恐らくザックさんが許可証を持ってくると思うのでそれまでここでお過ごしください」


「ザックさんですか?」


「……そう言えば自己紹介がまだでしたね。私はエルサと申します。先ほど話していた男の人がザックと言いまして、この冒険者学校の管理を任されている者です。先ほどは、勘違いで、不安に思われたと思いますがすいませんでした」


 といってエルサさんは頭を下げてきた。


「気にしないでください。どんな理由があったのかは分かりませんが、ギルドマスターが変わっていないと思っていたらあの反応は仕方ないと思います」


「ありがとうございます」


 それからエルサさんと少し話してからエルサさんは他にも仕事があるようで部屋を後にしたのだった。


「……さて、ザックさんが来るまで私達はいろいろな本でもみてみようか?」


「うん」


 そういう訳で私達はたくさん置いてある本の中から気になるものを取って読み始めたのだった。



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