表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
・・・自由に生きよう!  作者: 夜叉神
第六章 Dランク昇級試験
751/846

95.宿へ



 そうして宿に入ると受付をしていたラナさんが私達に気付いた。


「レーナちゃん、ユアちゃん、お帰りなさい」


「ただいま」


「た、ただいま」


「無事に帰って来たみたいね。とりあえず、荷物を置いてお風呂でも入ってきなさい」


「「はい」」


 そう言われたので私達は部屋に荷物を置くとお風呂に向かったのだった。




 それから体を洗いお風呂に浸かるととても気持ちよくてお風呂を出る頃には辺りは真っ暗になっていた。


「思っていたよりも長く入っちゃったかな?」


「そうだね。でも、久しぶりのお風呂はとても気持ちよかったよ」


「そうね。とりあえず、お腹が空いたから食堂に向かおうか?」


「うん」


 と言う訳で食堂に向かうと時間帯的に混むような時間だったようでほぼ満席だった。


「空いている席は……」


 と言いながら辺りを見渡すと端の方の席が空いていたのでそこへと向かって座った。すると他のお客さんの料理を運んできたラナさんが私達に気付いたようで、「ちょっと待っていてね」と言って持っていた料理を他のお客さんのところに置くとまた奥へと消えて行った。




 それからしばらく待っているとラナさんはルミア達を連れて料理を運んできた。


「お姉ちゃん達戻ってきた」


「戻ってきたの」


 とリリとララは嬉しそうに私達の方に早足で歩いてきた。ただ、ちょっと料理を溢しそうだと思ったらルミアが彼女達を注意した。


「料理を溢さないようにね」


「「はーい」」


 するとリリとララはややゆっくり歩きながら机に料理を置くと席に着いた。そしてリリとララの後を歩いてきたルミアも料理を置いた。


「2人ともお帰りなさい」


「ただいま」


「ただいまなの」


 と挨拶を交わしているとラナさんが私達の前に料理を置いた。


「彼女達の今日の仕事は終わっているけど無理をしない程度に付き合ってあげてね? みんな帰ってくるのを待ち望んでいたから」


「はい」


「分かりました」


 そう言うとラナさんはお仕事に戻っていった。


「とりあえず、熱いうちにご飯を食べようか? お話は食べ終わってからお部屋でね?」


「「うん!」」


 そうして私達はご飯を食べ始めたのだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ