89.後処理11
「とりあえず、ランデルさんのことをどうするか話し合いたいと思いますが何か意見はありますか?」
「そもそも戻って来るのかもわからないからあまり長いことは待てないと思うよ?」
「待つのならみんなの食糧とかを考えていつまで待つか決めればいいのでは?」
「なるほど。みなさん食料は何日分くらいありそうですか?」
そう言われて、皆各々の食糧を確認していたがみんな残り3日ほどだった。まぁ、切り詰めて残り3日どういうわけではないが無理して待つ必要もない気がする。
「そうなると遅くても明日の昼ぐらいまでには出発でしょうか?」
「そうなるな」
「私の考えとしは一応、ぎりぎりまでランデルことを待つつもりですが皆さんはどう思いますか?」
「それでいいと思う」
「私もです」
「特に問題ない」
「いいと思うよ」
とみんなユミルさんの意見に賛成したのでとりあえず、明日の昼頃まで、ランデルを待つことになった。
「まぁ、待つのは構わないけど、勝手な行動をして戻ってこれていないから何かしらの罰があってもいいと思うけど」
「そうだな。一応、チームとして動いているからそう言ったこともしっかりしておいた方がいいと思う」
「その辺りのことは後でゲンツさんに報告してからにしましょう。とりあえず、私がゲンツさんに報告してきます」
そう言ってユミルさんは立ち上がりゲンツさんに報告しに行った。




