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・・・自由に生きよう!  作者: 夜叉神
第六章 Dランク昇級試験
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66.作戦前準備?



 それから私が目を覚ましたのは外が真っ暗の時間だった。


「(……作戦までにどれくらい時間があるのだろう?)」


 そんなことを思いながら体を起こすと馬車の中に居たのは私とユアだけだった。馬車の外からは話し声が聞こえたから多分、他のみんなは馬車の外に居るようだった。


「とりあえず、外に出るか……」


 そう思い、馬車から出て馬がいる場所に出るとそこにみんなが集まっていた。


「あ、レーナさん、起きたのですか?」


「はい。もしかしてお話中でしたか?」


「はい。作戦の確認を行おうと話していただけです。レーナさんも参加しますか?」


 おそらく、作戦の最終確認なのかな? と思いせっかくだからユアも起こしてこようと思った。


「参加しますが、ユアも起こしてきていいですか?」


「別に構わないけど、起こしちゃってもいいの?」


「多分大丈夫ですよ」


 そう言って馬車の中へと戻るとちょうどユアが目を覚ましたようで体を起こしていた。


「あれ? レーナちゃん?」


 そう言ってきょろきょろしていたユアに声を掛けた。


「ユア、起きた?」


「あ、レーナちゃん、おはよう?」


「あぁ、おはよう。私もさっき起きたところだけど、これから作戦の確認を行うらしいからユアも早くおいで」


「分かったの」


 それからユアの身支度が済むのを待ってからユミルさん達の元へと移動した。そして、私とユアに気付いたユミルさんはユアに声を掛けた。


「あ、ユアさん。レーナさんに起こしてもらいましたが大丈夫ですか?」


「?」


 そう聞かれてユアは何のことだろう? と不思議そうにしていたけど、ユミルさんはユアが起きていたことを知らないから心配しているのだろうと思いユアは起きていたことを伝えた。


「ユアならちょうど起きたところだったから何も問題はなかったですよ?」


「そうですか。それならよかったです」


 とユミルさんはそう言うと軽く深呼吸をした。そして意識を切り替えてから話始めた。



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