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・・・自由に生きよう!  作者: 夜叉神
第六章 Dランク昇級試験
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61.休息3



 それから私達は見張りをしていたけど、吹雪が止む様子もなく、ユアとお話をしながら時々魔法を使って調べたりしているといつの間にか見張りが終わる時間になっていた。


「……何もなかったね?」


「そうだね。でも、何もない方がいいことだと思うよ?」


「それもそうだね」


 と会話をしているとジェイドさんが起き上がった。


「お目覚めですか?」


「あぁ」


 そう言いながらジェイドさんは外へと視線を向けた。


「……まだ降っていたのか」


「そうですね。今の所止む様子はないです」


「そうか……。ランデルはこっちに来れるのだろうか?」


 そう言えば、明日に移動してくると言う話だったけど、この吹雪の中私達の場所までちゃんとたどり着けるのだろうか? 


「それは、分かりませんね。とりあえず、吹雪が止んだら移動してくるのでは?」


「……それもそうだな。時間指定とかは特にしていなかったはずだ」


「まぁ、後の判断はユミルさん達が起きてからの方がいいかもしれませんね」


 と話していると馬車の中から物音がした。


「あ、起きたのかもしれませんね」


 と言うとしばらくして、ユミルさん達が起きてきた。


「すいません。遅くなってしまいました」


 と言いながらユミルさんが馬車から出てきた。


「? 別に遅いということはありませんよ? 今さっき見張りの時間が終わったところなので」


「すいません。遅くなりました」


 私がユミルさんにそう言うとメアリーさんも起きてきた。もしかして、見張りが終わる前に起きてこようとしていたのかな?


「気にしなくても大丈夫ですよ? それよりも、作戦までの時間はどうする予定なのかが知りたいです」


 そう言うとジェイドさんとユアが頷いていた。



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