表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
・・・自由に生きよう!  作者: 夜叉神
第六章 Dランク昇級試験
708/846

52.話し合い



「……ランデルがどこかに行ったみたいなので、ユミルさんは話の続きをお願いします」


「え、ええ。……でも、ランデルさんが居ないまま始めてもいいの?」


「さぁ? 最終的に話を共有できれば問題ないのでは? 今回の必要なことは盗賊の討伐ですから。まぁ、あのままランデルがいたとして話がうまく進むかと言われるとかなり怪しいですが……」


「……分かったわ。一応、確認ですが、今、レーナさんが言った通りに進めたいと思いますが皆さんは大丈夫でしょうか?」


 とそうみんなに問いかけると、皆が頷いた。


「分かりました。とりあえず、私が話したこととレーナさん達が言ったことは事実だということは理解しておいてください」


「え? もしかして、川のことも事実だったの?」


 するとメアリーさんがそんなことを聞いてきた。まぁ、話したタイミング的には、方便のように感じたのかもしれないなぁとそんなことを思った。


「そうだよ。実際に現場を見ている訳だし……」


「そ、そうなんだ。まだ、飲んでいなくてよかった……」


 とメアリーさんがそんなことを呟いた。


「もしかして、ランデル以外は飲んでいないの?」


「そうだね。ユミル達が帰ってくる少し前にランデルが川の水を飲んでいたから」


 つまり、私達が目撃した現場がたまたまそう言う場面だったのか……。多分、ランデルに運がないのだろう。


「……盗賊の討伐に関してはどのように行う予定だ?」


「それに関しては、私としても判断ができないので意見とかを出してもらえらありがたいと思っています。でも、持ってきた情報から考えても情報が不十分だと思うので不測の事態とかもいろいろと想定しないと難しいかもしれません」


 確かにユミルさんの言う通り難しいかもしれない。見張りも入口でずっと立っていたから警戒心も強いのかもしれない。人数は魔法を使って調べたけど、夜じゃないから出歩いている人もいるだろうし……。やっぱり夜に確認しに行った方がいいかもしれない。とそんなことを思った。どこかのタイミングで散策ついでに確認をしに行こうとそんなことを思った。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ