149.ゴブリンとの交戦15
しばらく歩いていると私がゴブリンの上位種をたくさん見た場所へと着いた。
「(この先か?)」
「(はい。そうです。ここの広い場所でゴブリンの上位種をたくさん見ました)」
「(そうか。とりあえず、少し覗いてみるか)」
ゼロスさんがそう言ってそっとその場所を覗いたので私も同様に覗いてみた。すると、以前の半分ほどのゴブリンの上位種とゴブリンキングが2匹いた。
「(また、ゴブリンキングが居ますね)」
「(そうだな。流石にあれだけの上位種が居るとゴブリンキング2匹もきついなぁ)」
「(ゴブリンキング3匹よりもきついですか?)」
「(……そうだな。こっちの方がまだましだな)」
つまり、前回よりは楽かもしれないってことかな? それなら、私ができる限りのゴブリンの上位種を倒せば大分楽になるかも?
「(それなら、私ができる限りゴブリンの上位種を倒します。そうしたら、少しはゼロスさんが楽になりますよね?)」
「(そうかもしれないが、かなりたくさんいるぞ? 大丈夫なのか?)」
とゼロスさんは中に居るゴブリンの上位種達を見ながらそう言ってきた。まぁ、普通のゴブリンよりは強いかもしれないけど、ゴブリンジェネラル程ではないので楽に倒せると思う。
「(多分大丈夫です。ゴブリンジェネラル程だったら少しきついですが、そうでないのならできる限り何とかします。でも、無理をし過ぎない程度ですが……)」
「(その方がいい。ここで無理をしたら、ボスに着く前に力が尽きる可能性もあるからな)」
確かにここで力尽きたら、この先に居る強敵を倒したり、逃げる際の体力が無くなる可能性もあるから、その辺りのことをなるべく考えて行動した方がいいかもしれない。と思った。




