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・・・自由に生きよう!  作者: 夜叉神
第五章 ゴブリン集落襲撃
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142.ゴブリンとの交戦8



 矢をある程度回収し終えると、ゴブリンの様子に注意しながらゼロスさんの戦闘を見ていた。どれくらいの間戦っていたのかは分からないけど、ゼロスさんが少しずつゴブリンキング達に傷を負わせていき徐々に動きが鈍くなってきた。そして、ゼロスさんの攻撃頻度が上がって行き、ゴブリンキング達が少しずつ押されるようになった。


 時間はかかっているかもしれないけど、安全を重視しながら戦っているのかな? と思いながらゴブリンキング達を倒すのも時間の問題かな? と思ったとき、1匹のゴブリンがやや後ろに下がったかと思ったら、ゴブリン達に何かジェスチャーしている様子だった。


 その様子を見た私は、何かあるかもしれないと思い警戒をしていたからゴブリン達がゴブリンキング達の戦闘へと乱入しようと進みだした。


「させないわよ!」


 私はゴブリン達に近づきながら矢を射っていき、ゴブリンを倒したり、牽制したりしながらそちらへと近づいた。そして、ゴブリンとの距離が大分近づいたときに、持っていた弓をしまって、刀を抜いた。それからは、ゼロスさんの方へゴブリンが行かないように斬り飛ばしていった。途中で、何匹か抜けて少し慌てたけど、魔力を刀に乗せることで、背後から何とか倒して事なきを得ていた。ただ、たくさんのゴブリンに抜かれるってことはまだまだ実力や判断が甘いのかもしれないと思いながら、できる限りゴブリンを漏らさないように気をつけて戦っているとようやく近くに居たゴブリンがいなくなったのだった。


「とりあえず、これでいいかな?」


 とそんなことを思いながらゼロスさんの方へと視線を向けるとゴブリンキングが1匹倒れていた。


「私が戦っている間に1匹倒したのか……」


 とそんなことを思いながらゼロスさんが戦っているゴブリンキング達に視線を向けると傷がかなり増えていて動きが大分鈍くなっていた。一方、ゼロスさんはというとまだ余裕があるのか攻撃の手を緩めることなくゴブリンキング達と戦っていた。



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