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・・・自由に生きよう!  作者: 夜叉神
第五章 ゴブリン集落襲撃
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111.作戦へ35



 ゼロスさんが伝えに来てから少し経って、コアンさん達が部屋の中に入ってきた。そして、彼女達を見てコアン達が驚いていた。どうしたのだろうと思ってコアンさん達を見ていると私の視線に気付いたコアンさんがこう言った。


「ゴブリン集落の偵察メンバーに居た子達だ」


 え? 彼女達が? とそんなことを思いながら彼女達を見ているとコアンさんがこんなことを聞いてきた。


「彼女達は5人パーティだったはずだから他にも2人居るはずだが……」


 と言いながら私達の方を見てきた。その話を聞いた私は、助けた彼女と一緒に居た女性2人が彼女達のパーティメンバーであった可能性が高いと思った。何も身に着けていなかったから身元が分かるものはなかったが……。


「それらしき人なら居ましたが……」


「……そうか」


 私がそう言うとコアンさんは何があったのか察したようでそう呟いた。ただ、その人本人と言う確証もないのだが……。


「……ゼロスさん、この場合ってコアンさんに確認してもらった方がいいのでしょうか?」


「その方がいいかもしれないな。彼女達が起きてから確認してもらうのは酷かもしれないからな。……頼めるか?」


「……分かりました」


 それからコアンさん達を連れて彼女達が居た場所へと案内をした。その後、コアンさん達に確認をしてもらったが終始顔を顰めていた。そして、私の元に戻ってきたのでどうなのかと聞いたら、「一緒に居たパーティメンバーに間違いない」と言われた。


 その後、ゼロスさんの元に戻ってコアンさんが先ほどのことを報告すると「そうか……」と言った。それからしばらくして、ゼロスさんが彼女達を連れて移動をすると言ったので先導をコアンさんに任せて私達は、彼女達を連れて移動を始めた。



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