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・・・自由に生きよう!  作者: 夜叉神
第二章 森の異変
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77.武器を買いに行こう!



 宿に戻ると早速お風呂に入った。体や服の汚れを落としてからお風呂にゆっくり浸かった。その後は、夕食を食べてベッドに寝転がると思っていたよりも疲れていたのかいつの間にか眠りに就いていた。




 翌朝目を覚ますといつもより遅い時間に目が覚めた。昨日は、思っていたよりも疲れていたのかな?そんなことを思いながら体を伸ばしてから少し体を動かしてみるが疲れが残っている感じはしない。


「大丈夫そうかな?」


 それから身支度をしてから食堂に向かった。


 食堂で朝ご飯を食べ終わると今日は、何をしようかな?と考えていたが昨日ブラッドに武器を奪われて持ってないことに気が付いた。でも、短剣ならあると思ったが…。


「あ、そう言えばユアに短剣を返してもらうのを忘れていた…」


 ユアもいろいろあって疲れていたからそこまで頭が回らなかったのだろう。現に私も気付いていなかったし…。


 今、手元にあるのは、ナイフとゴブリンが持っていた剣1本しかない。別に剣が一本あれば十分なのかもしれないけど前使っていた槍よりも質は、よくなさそうだからサブとなる武器もしくは、メインとなる武器が欲しい。そう思って宿の近くにある武器屋さんに行くことにした。




 武器屋に着くと前来たときとそれほど変わっていない感じだったが店内は、この前よりも明るい…。そう思って上をみると照明が点いていた。この前は、暗くて照明があることにも気づかなかったけどどうして点いていなかったのかな?まぁ、もしかしたらたまたま切れていただけかもしれないけど…。とそんなことを思いながらいい武器を探さないと思っていると店の奥からこの店の店主が出てきて私と目が合うと話しかけて来た。


「…今日は、どうした?」


 あれ?この前のような不機嫌さがないような?と不思議に思いながらも要件を伝える。


「新しい武器が欲しくて買いに来ました」

「…槍は、どうした?」


 やっぱり聞かれるよね…素直に人に盗られました。と言っても信じてもらえるかな?とりあえずない事だけ伝えればいいかな?理由を聞かれたらその時は、答えよう。


「…ちょっといろいろあって」

「…そうか。それでどんな武器を探す?また槍か?」


 武器がない理由を聞かれなくて少し安心したが欲しい武器が槍ではない。別に槍を使っていたからって槍が得意なわけじゃない。たまたま道中でよさそうな武器だったから使っただけだから…。どちらかと言えば剣の方が使えるはず…。ゲームをやっていた頃は、刀を使っていたから欲を言えば刀が欲しいけどこの世界で刀を使っている人を見たことないよなぁ…。とそんなことを思いながら剣を使おうと思っていた。


「剣を下さい。それも切れ味がいいものがいいです」

「…高いぞ?」


 そう言われると値段のことまで考えていなかったので少し動揺したけど買える範囲で良い剣を探そうと思った。


「と、とりあえず見てから決めます」

「…ついて来い」


 そう言うと店主は、店の奥に入って行ったので私も慌ててその後を追った。



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