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・・・自由に生きよう!  作者: 夜叉神
第五章 ゴブリン集落襲撃
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105.作戦へ29



 それから大きな建物の周辺を何軒か調べて次の家に入ったとき違和感があった。


(何だろうこの感じ以前どこかで感じたことがあるような……)


 そう思い魔法を使って調べてみると魔物の反応はなかったけど、人の反応があった。


(どうして人の反応が?)


「レーナ、どうしたんだ? 立ち止まって」


「い、いえ。何でもないです」


「そうか? それならいいが」


 と言って建物を調べ始めた。私も部屋の確認をしながら人を捜したが見つけることができなかった。もしかして……と思いもう一度魔法を使うと私の下から反応を感じた。


(地下にいるのか……)


 そもそもゴブリン集落に居る時点で、今回の作戦に参加した冒険者かそれ以前に捕まった人が居るのかという選択肢しかないが。まぁ、こんな場所にいる人は後者である可能性が非常に高いが……。


「とりあえず、怪しそうなところでも探してみるか……」


 そう思い、ものを移動させたりしながら怪しそうな場所を探していると、ふと部屋の隅に置いてある棚に視線がいった。とりあえず、棚に近づいてみると近くには棚を移動させたような跡があった。


「もしかしてこの後ろに?」


 そう思い大きな棚を引っ張ってみると棚の後ろから扉が出てきた。


「……多分、ここで間違いないわね」


 そう思い扉を開けてみるとそこにはたくさんの武器が置かれていた。


「怪しそうなところは……」


 と思い辺りを見渡すと1つだけ大きな樽があることに気付いた。もしかしてあそこなのかな? と思いそこへと近づきその樽を移動させると木の板で作られた扉があった。一応、魔法の感覚を研ぎ澄ませながら近くに怪しいものがないかを確認してからその扉を開けてみると下へと続く階段が現れた。



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