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・・・自由に生きよう!  作者: 夜叉神
第五章 ゴブリン集落襲撃
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77.作戦へ



 そうして、ゴブリンの集落に向かっていると偵察した時よりも、多くゴブリンが辺りをうろついていた。間違いなくルノジス達のせいだが、たくさんのゴブリンが拠点に向かったらいけないので、私達はゴブリンを見かける度に倒していきながら先へと進んだ。


 それからどれだけの時間が掛かったのかは分からないけど、ようやく、ゴブリンの集落が見えるところに到着した。


「あそこに壁が見えるな。集落の入口まではもう少し歩くことになるが、一旦ここで休憩を取っておく。一度集落に入ったらしばらく休憩はできないと思うからな」


 そう言うとみんなが頷いたのでそこで少し休憩することになった。私は、水分補給と支給された食料を適当に食べながら辺りのゴブリンについて調べていた。


 魔法で私達の近くを調べたが近いところにはゴブリンはいなかったけど、入口辺りには多くの反応があった。おそらく作戦通りに動いている冒険者達が門を抑えているようだった。ごたついた割には作戦通り順調に進んでいるようだ。まぁ、ルノジス達のせいで、私達の探索がまだできていないから順調ではないのかもしれないけど……。


 それにしても、ここまでにくる間にかなりの数のゴブリンを倒したはずだけど、ゴブリンの数が減っているようには見えなかった。まぁ、道中で倒したと言っても100超えるぐらいだったからおそらく全体の1パーセントぐらいだと思う。そう思うとあまり減っていないように感じても仕方ないかもしれないか……。もしかしたら、うまく調べられていなくて他の場所からもやってきている可能性もあるし、集落の中ではもっと気を引き締めて臨もうとそんなことを思いながら出発するのを待っていた。



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