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・・・自由に生きよう!  作者: 夜叉神
第五章 ゴブリン集落襲撃
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72.問題発生



 ゼロスさんはゲンツさんと目が合うと頷いて前へと出てきた。


「この依頼を受けた際にも聞いたと思うが現場で指揮を執るゼロスだ。作戦はゲンツさんから聞いたと思うが、現場の状況次第では俺が作戦を変更したりもする。もし、作戦中に不審なことがあったら俺に伝えるようにしてくれ。できる限り対応する。何か気になることや質問があったら聞いてくれ」


 ゼロスさんはそう言ったが他の冒険者達から質問が出なかったのでゲンツさんの方をみた。そのとき離れた場所からカサカサという音が聞こえた。


 何だろう? と思い音がした方が見たが近くに何かがいる気配はなかった。


「きのせい?」


「それじゃあ、少し早いが作戦に移る。各パーティごと速やかに移動するように」


 するとゲンツさんからそんな号令がかかりゴブリンの集落へ向けて出発しようとしたとき見回りをしていたと思われる冒険者の大きな声が響いた。


「て、敵襲! 敵襲! たくさんのゴブリンがこっちに向かってきている!」


 すると出発しようとした冒険者達は素早く武器を取った。


「集落の中を探索予定のパーティは速やかに今来たゴブリンの応戦をしてくれ! その他は作戦通りに、なるべく騒ぎを起こさないようにゴブリンの数をできる限り減らしながら集落へ進むように! ただし無理はするな! 今回は作戦を成功させることが大切だからな! 分かったらいけ!」


 するとゲンツさんがそう指示を出したので、パーティごとの役割を果たすための行動をし始めた。



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