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・・・自由に生きよう!  作者: 夜叉神
第五章 ゴブリン集落襲撃
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67.準備?



 それから私とゼロスさんは馬車へと戻っている。因みにコアンさん達は馬車の割り振りをされていないから彼等が持っていた野営道具を拠点として使っているそうだ。そう言った理由もあり、彼等は私達の馬車の近くにそれを移動させるべく野営道具を片付けに行っている。


「レーナの嬢ちゃんはこれからどうする?」


 そう言われてもこれと言ってやることがない。武器はちゃんと手入れしてあるし、食事もした。それに夜中に奇襲をかけるわけだからちゃんと寝ておいた方がいいかもしれないと思った。まぁ、起きたら軽くご飯を食べて出発って感じでもいいかな?


「とりあえず、出発の時間近くまで寝ます」


 そう言うと歩いていたゼロスさんの動きが止まった。もしかして何かすることでもあったのかな? と思いゼロスさんの様子を窺うとやや心配そうな顔をしながら聞いてきた。


「……準備とか大丈夫なのか?」


「一応、装備を整えたらいつでも出発はできますよ?」


「そう言うことならいいが……」


 とやや曖昧に言われたがこれと言って何か言ってくることはなかった。


 特に何も言われないということは気にしなくてもいいのかな? とそんなことを思いながら馬車へと戻るとユアに、「どうだったの?」と聞かれたので大まかな作戦内容を伝えた。


 ユアに作戦のことを伝えてから思ったのだが、さっき聞いた内容は参加する人にしか伝えてはいけないとかあったのかな? とそんなことを思った。


 ゲンツさんが参加する人だけ集めて話をしていたから……。でも、話しちゃったことは仕方ないか……。一応、今回のゴブリンの集落討伐依頼を受けた人だから知っていても特に問題はないかも? とそんなことを思いながらユアと一緒に明日に備えるため作戦が決行される時間まで一眠りすることになった。



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