38.偵察メンバーの捜索3
「ゼロスさん。今のはどういう意味ですか?」
「……もしかして口に出ていたか?」
「私には聞こえたけど、ユアは?」
「え? 何のことですか?」
どうやらユアには聞こえていなかったみたい。まぁ、呟いていた感じだったし、たまたま近くに居た私にだけきこえたのかもしれない。
「ゼロスさんの近くに居たから私しか聞こえていなかったみたいだけど、さっき呟いた『ゲンツさんが……本当にヤバい』みたいなことを言っていたけどどうゆうこと?」
「……本当に聞こえていたみたいだなぁ」
ゼロスさんはそう言うとゲンツさんの方をみた。
「まぁ、後でみんなに伝える必要はあるかもな……」
ゲンツさんは私達やゼロスさんを見ながらそう言った。
「まぁ、簡単に言うとだな。ゲンツさんがよくないことが起こりそうだと思ったら危険な依頼になるって言う感じだ」
「つまり、ゲンツさんの勘はよく当たるということ?」
「まぁ、そうなる。だから気を付けた方がいい」
「正直、道中からかなり変だったと思うよ?」
「確かにそうかもしれないが……」
とそんなことを言いながら更に気を引き締めて行動をしようと思った。
それからゲンツさん達と話をして辺りを少し探したら馬車の方へと戻ることになったので早速周辺の探索をすることになった。




