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・・・自由に生きよう!  作者: 夜叉神
第五章 ゴブリン集落襲撃
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19.軽い運動?



 ユアとの戦闘訓練を行っているとだんだんと冒険者達が集まってきたようで、訓練場に来ては私達と同じように戦闘訓練をしている人達が増えてきた。ただ、一部の人達は戦闘訓練をしている人達を観察しているようだったので、いつもより軽い戦闘訓練を行っていた。


「……そろそろ終わりにしようか?」


 と言って私が持っている武器を下ろすとユアも構えを解いた。


「う、うん……」


 ユアはやや息が切れているが、最初の頃と比べて大分体力がついたみたいで、いつもよりも元気そうだ。まぁ、いつもより軽かったと言うのもあるかもしれないけど……。そんなことを思いながらお水を飲んで一息ついた。


「……他の人達も結構すごいね」


 とユアは他の人の戦闘をみながらそんなことを呟いた。確かに結構いい動きをしている人もいるがそうでもない人もそれなりにいる。まぁ、軽く体を動かしているだけという可能性もあるけど。


「確かに、そういう人もいるわね」


「……私もあれくらい戦えるようになるかな?」


「今でも十分だと思うよ?」


「でも……」


 と言ってユアは考え込んでいるようだった。何について考えているのかは分からないけど、その辺で練習している人よりは動けていると思うんだけどなぁ……。とそんなことを思った。


「過信は良くないけど、自分を信じることも必要よ?」


「そうなの?」


「まぁ、絶対とは言えないけど、覚悟があるかと言った感じだけどね?」


「覚悟?」


 と言ってユアはいまいち分からなさそうにしていた。


「まぁ、とにかく自分がやってきたことを信じることも大切ってことだよ。さて、そろそろ準備がどれだけできたのか確認でもしに行こ?」


「う、うん」


 そうして私達は馬車が置いている場所へと向かった。



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