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・・・自由に生きよう!  作者: 夜叉神
第五章 ゴブリン集落襲撃
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5.ギルドにて3



 それから森に入ってはゴブリンを狩るということを繰り返すこと2日間。今日はユアがお休みで、1人でゴブリンなどの討伐をした。そしていつも通りギルドに素材の売却をしに行った。


「今日の報酬はこちらになります」


 そう言われて報酬を受け取りながら森の捜索隊から何か連絡がないのかエレナさんに聞いてみた。


「そう言えばですが、森の捜索隊から何か報告とかは来ていますか?」


「まだ発見に至っていないことは聞いています。でも、街から1日の距離ではと言う感じでしたが……」


「それなら今日は更に奥に進むということですか?」


「おそらく今向かっていると思われます。ただ、先ほどの報告が来たばかりなので、もしかしたら準備をしている段階かもしれませんが……」


 普通に考えたらいろいろ警戒をしながら捜索をしないといけないから、すぐには動かないかな? まぁ、とりあえず、この街のすぐ近くには今の所はないということか……。とそんなことを考えているとあることに気が付いた。


「そう言えばですが、その、捜索隊の人はどのようにして報告をギルドへ?」


「それはですね。より素早く連絡が取れるように召喚士の方にも随行願いをしているため、通常よりは早く報告書が来ます」


「へぇ~」


 まさかの報告書は召喚士の方にお願いをして早く報告ができるようにしていたことに少し驚いた。もしかしたら今回はギルド側もゴブリンの件をかなり気にしているのかもしれない、とそんなことを思いながら私は冒険者ギルドを後にした。ただ、ギルドを出たところで男女3人の冒険者が急いでギルドに向かってきていた。そして私の横を通り過ぎるとそのまま勢いよくギルドの中に入って行った。


 もしかしたら、ゴブリンの被害でもあったのかな? とそんなことを思いながら私は宿へと戻った。



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