221.その後
部屋に戻るとユアがリリとララの遊び相手をしていたようで2人がにこにこしながらユアに抱き着いていた。
「あ、レーナお姉ちゃん達帰ってきた」
「本当だ」
と言いながら2人はユアから顔を覗かせながらそういうとユアも後ろを振り返った。
「あ、お帰り」
「うん。ただいま」
「それでどうだったの?」
とユアがルミアの件を聞いてきた。まぁ、みんな知っているから気になるようでリリとララも私達の方を伺っていた。
「まぁ、ある程度のことは何とかなった感じかな?」
「そうなんだ」
とユアは少しホッとした様子を見せた。リリとララの相手をしていたけど、ルミアのことが気になっていたみたい。まぁ、今までいろいろと助けてもらったりしていたから気にしていたのかもしれないけど。
「それで、どんな感じになったの?」
「それは……」
と先ほどラナさんと話したことをユアに伝えた。
「そうなんだ。よかったね。ルミア」
「うん。これから頑張る」
「でも、無理はしちゃ駄目だよ?」
「うん。でも、ユアお姉ちゃんもだよ?」
するとルミアがそんなことを言った。恐らくオノマ達のことを含めて行っているのかもしれないけど、確かにユアも無茶をしていたからルミアも心配をしているのかもしれない。
「……そうだね。もう少し気を付けてみる」
「まぁ、2人ともほどほどにね」
「分かった」
「うん」
と言った感じで話が終わり夕食を食べてからお風呂に入った。それからみんなと遊んでから眠りについた。




