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・・・自由に生きよう!  作者: 夜叉神
第四章 コッコロ村
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215.授業見学3



 そうして、昼食が来るのを待っていると男の人が大きな鍋を女の人はパンが大量に入った籠を2つ持ってきた。


「昼食を持ってきたわよ。みんな並んでね」


 そう言われると他の子達が一目散にご飯の所へ行き順番に並んでいた。その慣れている様子によくあることなのかな? とそんなことを思いながらフローラの後について行って順番待ちをして昼食を受け取った。


「それじゃあ、残りは完食した人からお代わりをしてもいいからね?」


 と言ってそれぞれ昼食を食べ始めていた。




 その後の昼食では体の大きな子から順番に食べ終わって、お代わりに並んでいた。私達も1回は完食して2度目を食べていたけど、リリとララにはやや苦しかったようで、「苦しい」と言っていた。そこまでがっつり食べなくても良かったんじゃないかな? とそんなことを思ったけど、お腹いっぱい食べる機会が少なかったから、もしかしたら無理やり詰め込んだのかもしれないとそんなこと思った。それから少し休憩を挟んでから午後の授業が始まった。


 午後の授業は午前中と違う先生が来て薬草についていろいろ教えてれた。薬草についてある程度学んだところで、各々で薬草を使ってポーション作った。正直、ポーションを作るとは思わなくてちょっと驚いたが、フローラ曰くポーションを作るのは今回が初めてらしいが前々から予定していてたまたま私達が来たときにその授業に当たっただけらしい。


 そんな偶然もあるんだ。と思いながら先生の作成手順でポーションを作ると完成したのはDランクポーションが出来上がった。まぁ、私が勝手に鑑定したからみんなはどんな品質のポーションができたかはまちまちみたいだけど、ちらほらDランクポーションが作れている居る人もいたから多分これが完成形だと思う。


「うまくできたのかな?」


 するとフローラは不安そうにそう呟いていると先生がやってきてフローラのポーションを確認していた。


「うん。問題なくできているよ」


 そう言われてフローラは安心していた。因みにルミアもうまくできていたがユアとリリとララはいまいちな完成度だったみたいでみんな残念そうにしていた。



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