表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
・・・自由に生きよう!  作者: 夜叉神
第四章 コッコロ村
451/846

212.いざ見学へ



 私が驚いているとルミアはフローラの話が気になったようで話しかけていた。


「あ、あの、何を教わっているのですか?」


「まずは基本の読み書き計算、それから薬草や歴史、地理と言ったことかな?」


「歴史と地理とはどういったのものですか?」


「それはこの国の過去やどういった街、国があるのかということかな?」


「国っていくつもあるの?」


「そうだよ。私も多くは知らないけど、そう言ったことを教えてもらうところがここだよ」


 フローラはルミアにそう説明をするとルミアは何か悩んでいる様子で私の方を見てきた。


「もしかして、どういったことをやっているのか知りたいの?」


 そうルミアに問いかけると彼女は頷いた。まぁ、ルミアが気になるなら見てもいいけど他の子達は何て言うのかな? と思いながら視線を向けるとリリとララは興味があるようで、わくわくしているような目で私のことを見ていた。


「もしかしてリリとララも興味があるの?」


「「うん!」」


 するとリリとララがそう言いながら頷いたので一応、ユアにも確認を取る。


「ルミア達がこういっているけど、ユアも見て行く?」


「うん」


「じゃあ、せっかくだし、覗いて行こうか?」


「「やったー!」」


 するとリリとララが嬉しそうに声を上げ、ルミアはホッとした様子を見せていた。まぁ、見学をしようという話が決まるのはいいけど、中に居る人から許可がもらえないとそんなことできないというのが言いにくい……。とりあえず、教えている人にでも聞いてみてから彼女達に伝えようと思い、フローラにどこで見学のお願いをするのか聞くことにした。


「フローラ、どうやって見学の許可を貰えばいいの?」


「? 許可なんかなくても実際に体験できるよ?」


 とフローラにそんなことを言われた。


「え? そうなの?」


「うん。前にも話したと思うけど、試験的な感じで教えているから誰でも受けることはできるよ?」


 そ、そう言えばそんなような話を聞いたような……。と思いながら問題なく見学できるのならそれでいいかと思った。


「それなら、フローラに案内を頼んでもいいかな?」


「いいよ。私も行く所だから」


 ということでフローラに案内してもらったのは大きめな部屋だった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ