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・・・自由に生きよう!  作者: 夜叉神
第四章 コッコロ村
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196.ルミア達のお話



 私が泊っている部屋に戻るとリリとララが私達がいない間に何をしていたのかを話してくれた。何でも、することがなくて暇だったらしく、ラナさんに何かすることはないかと聞いてちょっとずつお手伝いを始めたらしい。最初は自分達の部屋でお掃除の仕方を教えてもらって掃除をしていたらしいが、ある程度できるようになってから空いている部屋を掃除するようになったらしい。宿で生活を始めて1週間ほどだから結構すごいかも?


「そうなの。2人とも凄いね」


 と言いながら2人の頭を撫でてあげた。


「えへへへ。すごいでしょ?」


「頑張った」


 と2人とも嬉しそうにしていた。


「因みにルミアは何をやっていたの?」


「私は、リリとララの掃除の様子を確認しながら一緒に作業をしていました。でも、ラナさんとお話をしているときに孤児院ではどんなことをしていたの? と聞かれたので、掃除とか料理を作っていることをラナさんに伝えたらどのくらい料理ができるのかを見てもらって、それから食材の下処理を教えてもらっています」


 そう言えば、ユアはいないことが多いからほとんどの作業をルミアがやっているということは聞いていたからそこまでは不思議ではないか……。それにしても料理の下処理をやらせてもらえているということはラナさんとその旦那さんがルミアの腕を認めているってことなのかな?


「それは、凄いわね。料理の腕はそれなりに認めてもらっているのかな?」


「それは、私には分かりません。ただ、私が作った料理はおいしいと言ってもらえてうれしかったです」


「それは良かったわね」


 と言いながらルミアを褒めながら頭を撫でてあげた。


「う、うん」


 するとルミア少し恥ずかしそうにしながらも嬉しそうな表情をしていた。


 それからしばらくしてラナさんが昼食を届けてくれたので私達はご飯を食べることにした。



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