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・・・自由に生きよう!  作者: 夜叉神
第四章 コッコロ村
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192.村を出発する



 朝食後はセラとルイに別れの挨拶を済ませた。その時に、ルイから食べ物を貰った。急にルイから渡されて思わず首を傾げてしまったが、バーラからセラを守ってくれたお礼だそうだ。村で採れるものばかりらしいが食材がたくさん手に入るのはありがたいと思ってもらえるだけもらっておいた。


 村長さんに聞いた話では罰が執行されて村を追い出されたビアンカ達は数世帯の人達と一緒に村を出て行ったそうだ。何でも、特に問題もなく普通に出て行ったから少し驚いていたらしい。


 てっきり村の入り口辺りで揉めるだろうなぁ……。と私は思っていたからビアンカ達が大人しく村を出て行ったことにかなり驚いた。まぁ、ビアンカ達はほぼ手ぶらで追い出されたが、ビアンカ達についていくというという理由で彼等はたくさんの荷物を持っていたらしい。そういうこともあって割と快適に過ごせるかもしれない。まぁ、ビアンカ達はかなり我儘だから快適とは思わないだろうけど。


 それからユリーカさんの家に戻りエレナさんの準備が整い村を出発することになった。ユリーカさんに声を掛けると村の入り口まで送ると言われて一緒に村の入り口まで移動をした。


「それじゃあ。お仕事の為に街に戻るね?」


「分かった。気を付けて帰るんだよ? 何か困ったこと辛いことがあったら帰ってきなさいよ?」


「分かった」


「レーナちゃんとユアちゃんはいつでも遊びに来てもいいからね? まぁ、この村に楽しいことがあるかと聞かれたら困るがのんびりと過ごしたいのならまた来なさい」


「「はい」」


「それじゃあ気を付けて戻るのよ?」


「分かりました。今日までお世話になりました。ありがとうございます」


「ありがとうございます」


 そう言って私達はユリーカさんと別れてリンフレッドの街を目指して歩き始めた。



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