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・・・自由に生きよう!  作者: 夜叉神
第四章 コッコロ村
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189.やること?



 それからユアが戻ってくるのをのんびりと待っていると廊下から足音が聞こえた。多分、ユアが戻ってきたのだと思う。すると扉をノックする音が部屋に響いた。


「レーナちゃん入るよ?」


「うん」


 そうしてユアが入ってきた。入ってきたユアの表情はどことなく嬉しそうだったからうまく話がまとまったみたい。


「それでどうだったの?」


「うん。大丈夫だったよ。だからレーナちゃんと一緒に居られるよ」


「よかったね。それでどんな感じで話がまとまったの?」


「基本的にはユリーカさんにお願いされたらお手伝いをすることって決まったよ。ただ、お手伝いをしてもらうことは少ないかもしれないから、できたら、食材もしくは薪の確保をしてくれればいいって言われたかな?」


「たまに、私が手伝っている内容と一緒だね」


「そうなの?」


「うん。ただ、薪拾いは最近やったから多分食材の調達になるかもね」


「ユリーカさんはそう言っていたよ。ただ、無理のない範囲でやるようにって言われた。今の時期は食料の調達が難しいから、うまく調達できなくても問題ないらしいの」


 そう言えば村の人達でもこの時期の食糧調達は難しいって言っていたっけ?


「まぁ、村の人達でも難しいらしいからね。運よく確保出来たらラッキーってことなのかもよ?」


「そうなの?」


「うん。まぁ、私も普段は暇をしているからユアと一緒に食糧調達を手伝うよ」


「本当にいいの?」


「うん。でも、今からじゃあ、時間が短いから、私が分かっている範囲で村の見学をしようか?」


「いいの?」


「大丈夫よ。多分……。念の為にユリーカさんには伝えてから出発しようか?」


「分かったの」


 そういう訳で着替えてユリーカさんにそのことを伝えに行った。



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