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・・・自由に生きよう!  作者: 夜叉神
第四章 コッコロ村
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174.今後の予定?



 ご飯はみんな美味しい美味しいと言って食べてくれた。今まで食べたものの中で一番おいしいと言っていたからすごくおいしかったのだと思う。そして驚いたことにリリとララは出された料理を全部食べた。それだけおいしかったみたいだけど、食べ過ぎて少し苦しかったみたいで部屋に戻る際はゆっくりと歩いていた。


 まぁ、明日もおいしいご飯が食べれるから明日からは控えめにするように2人に言言いながら部屋へと戻った。




 部屋に戻った私達は、ルミア達に明日の予定を伝えた。


 明日は朝早くに宿を出ることを伝えた。それからルミア達はこの宿で生活をしてもらうことを話した。ただ、遊べるようなところがあるか分からないから部屋で大人しくするか先ほど会ったラナさんに聞いてどこかで遊ばしてもらうように言った。ご飯に関しては私がお金を払ってあるから気にしないで食べて欲しいということを伝えた。


「みんな分かったかな?」


 そう言うと3人とも頷いた。そしてルミアが恐る恐る聞いてきた。


「で、でも、本当にいいの? ここの宿かなりいいところだと思うけど……」


「あぁ、それは気にしなくてもいいよ。依頼で離れている間も宿のお金は払い続けているから」


「え?」


 私がそう言うとルミアが驚いた顔をしていた。そう言えば私と会うまではかなり困窮していたからルミアからしたらありえないようなことかもしれないと思った。


「まぁ、とにかく気にしなくてもいいから私達がいない間もしっかりとご飯を食べるように、いいね?」


「「「はい」」」


「それじゃあ、宿にあるお風呂にでも入ろうか?」


「? お風呂って何?」


 するとルミアが不思議そうにそんなことを聞いてきた。リリとララの様子を確認すると2人とも首を傾げていた。……もしかして、お風呂って言葉すら聞いたことないのかな? とそんなことを思いながら現物を見せた方が早いと思い着替えを持ってお風呂場へと移動した。




 脱衣所に着くと早速服を脱いでみんなでお風呂場に入った。そして初めてのお風呂を見た彼女達は驚きながらもお風呂に近づいていったので、呼び止めた。それからみんなで体を洗ってからお風呂に入った。まぁ、ルミア達はいろいろと分からないことがあったのでその都度教えながらだからそれなりに時間が掛かったけど……。


 そんなことがありながらみんなで湯船に浸かった。ルミア達は初めて入るお風呂でおっかなびっくりしながらお風呂に入ったけど、気持ちよかったようでみんな緩んだ顔をしていた。


 寛いでいるみたいだし多分気に入ってくれたんだよね? とそんなことを思いながら湯船に浸かっていた。


 それからしばらくしてお風呂を出た私達は部屋へと戻った。



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