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6話 死と異世界(2)

国とか種族とか魔法とか考えていて遅れました。

この調子で1万アクセスめざすぞ〜と意気込んでいるド阿呆です。

考えた割には中身がお粗末のような・・・・・

今回もいつもと変わらず、駄文ですが楽しんでいってほしいです。


そろそろネタが切れてきた・・・・・・


 ルルの家?ーーーーーーー


え〜、ただいま〜多分おそらくきっとルルさんの家の前に立っています。


え?なんではっきりしないかって?そりゃあ目の前にある家が、


「すごく、大きいです・・・・・・・」


そう、とっても大きいからです。


俺が1人呆然としているとルルが、


「ようやく着きました。ここが私の家です」


「ずいぶんと大きいな」


「それは・・・・・・・」


ルルの表情は硬い。


過去に何か悲しいことがあったのかもしれない。


そう、俺と同じように。


「別に無理していわなくてもいいぞ」


「・・・・ありがとうございます」


「別に感謝されることなんかしてないし」


「ふふっ、それじゃあ家に入ってご飯にしましょうか」


そう言われ、さっきまで沈黙していた腹が再び鳴りだした。


「早めにお願いします・・・・・・」


「わかりました」


ルルは苦笑気味にそう言うと、家に入っていった。


バタン・・・・・・・・俺は入っていいの?







俺の要望通り早めにご飯を作ってくれたルルは、

まだ食べていなかったらしくテーブルの上に2人分の食事が並んでいる。


「どうぞ」


そう言われると俺はすぐさま食べ始めた。


今のうちに家の中でも説明しておこう。

家の中にはまず玄関があり、靴を脱いで入った。

こういう異世界って土足のイメージが強かったんだが・・・

玄関を過ぎると広間があり、そこから各部屋へとつながる扉がある。

今俺がいる部屋もその一つで、食堂らしい。

他の部屋にはまだ入ってなくわからない。


「ふぅ、生き返った」


「それは何よりです。それよりもあなたが何者かそろそろ教えていただけませんか?」


やっぱり怪しいよな俺。


「俺はどこにでもいるような一般人だ」


「嘘ですね。ただの一般人、それも子供があんなところにいるはずがありません」


「ルルがその堅苦しいしゃべり方をやめたら教えるぞ」


「!?」


ルルにあったときから気づいていたが、あえて指摘しないでとっておいた。


「慣れてないのがバレバレだぞ?」


「はぁ、本当に何者?レイヤ君は」


「別に何者でもないよ。やっと変えてくれたな。じゃあ俺も話そう」


俺は大体のことは話した。

気づいたら広い草原にいたこと、体が小さくなってしまったこと、

異世界から来たことは言えないから知識に関しては、

自分の名前以外何も思い出せないということにしておいた。


「つまりあなたは本当は17歳で、記憶を失っていてほとんどの知識が無いと」


「その通りだ。そこでお願いがあるんだが」


「なに?」


「少しの間でいいからここに居候させてくれ」


俺はこの世界のことを何も知らない。


頼れる人がルルしかいないのが現状だ。


「いいよ」


だけど俺みたいな怪しい奴を奴をってえ?


「えっと、今なんて?」


「だから、いいよ」


「本当に?」


「しつこい」


なんかついてるな、俺。


「ありがとう、ルル」


「べつにいいよ。私も1人で寂しかったし」


「それじゃ、これからよろしく」


「こちらこそ」


こうして俺はルルの家に居候することになった。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




とりあえずいろいろ聞いてみたところ、








この世界は竜族、魔族、妖族、獣族、天族、人族とそれらがまとめる国と

大きな中立国によりなっている。

大まかに種族と国を話すと、


竜族は力が強く魔力も結構ある万能な種

また、竜に姿を変えることもでき、

その力は個人差はあるが下位の竜にも劣らない。

国の方針は無干渉。

我々は干渉しない。だからそちらも干渉するな、ということだ。

方針のせいで会う機会が無い為か、他種から敬遠されている。


魔族は魔力が強く力は竜族に劣るが結構強い

背中には悪魔っぽい羽が生えており、

自由に出したりしまったりできる。

魔法のエキスパートだ。

国の方針は吸収。

知識などを吸収し、他国を侵略して領土を大きくしようという魂胆だ。

まぁ今は侵略などはしていないらしいが。

人族、天族に嫌われている。


妖族はエルフみたいなもんでイメージどうり魔法や弓を使うらしい

ちなみにルルもこの種族に入る。

やっぱり耳が尖っているらしいがルルは人族と混ざったようで、

いわれるまで気づかなかったくらいだ。

自然に関する魔法を得意としている。

国の方針は竜族と同じく無干渉。

だがそこまででもなく他種との交流はある。

とくに獣族と仲が良い。


獣族は力が竜族に匹敵するくらい強いが魔力はほぼ無い

体のどこかに獣の一部があるらしく猫耳もあり得るらしい。(ここ重要)

基本的に社交的な性格が多く、話しやすい。

国の方針は交流。

多くの種族と交わり、独自の文化を築いている。

とくに妖族と仲が良い。


天族は魔力が強く力もそれなり

背中には真っ白な羽が生えており、美男美女揃い。

プライドが高く、選民意識がある。

魔族と同じく魔法のエキスパート。

回復魔法が得意。

国の方針は支配。

表立っては行動してないが、

人族の上位種として人族をほぼ支配している。

魔族ととても仲が悪い。その他は普通。


人族は力も魔力も並

基本的に俺らの世界と変わらない。

何でもできるが全て並という器用貧乏のような感じ。

だが稀にとんでもない魔力を持ったものが生まれることもある。

国の方針は獣族と同じく交流。

魔族以外の全ての種族と交流している。

が、最近は天族よりになっている。

魔族と仲が悪い。


中立国は全ての種族が混ざっている。

差別もそこまで無く、暮らしやすい。

頂点に立つのは人族。

絶大な魔力を誇っている。

その下にそれぞれの種族が集まって構成されている。

国の方針は中立。

国民は基本自由だが、他種と大きな問題は起こしてはならない。


国と種族に関してはこんな感じ。







次は魔法について。


魔法は基本7属性の火、水、雷、地、風、氷、鉄と上位の光、闇があり、

最上位として無と空間がある。

また、例外として精霊魔法、召還魔法、特殊魔法がある。

魔力は種類があり、固有魔力と自然魔力がある。

これを行使するものを総じて魔法士という。


固有魔力は体内にある魔力のことで個人差がある。

体のどこかにある魔力栓という穴から発生しているらしく、

その穴が大きいほど魔力が多いということになる。

年齢はあまり関係しないらしい。

また、使っていくと疲労が蓄積して

使い切ると最悪死に至る。


自然魔力は空気中に漂っている魔力のことで、マナとも言われる。

固有魔力の代わりとして扱うことができる。

マナは固有魔力より扱いにくいが、慣れれば魔力が少ない人でも強くなれる。

ただし、使いすぎると周りのマナが無くなり、発動できなくなる。


普通、基本7属性のどれか2つか3つくらいが使える。

だが例外として4つや5つ、全て使えるものもいるとか。

上位の2つは使えるものはほとんどいない。

また、光と闇の2つの属性を持つことは絶対にない。


最上位の2つは特殊で、

無は使えるものは今はいない。

空間も今は使えるものはいないが、昔の魔法士によって建物に組み込まれたものや、

転移の魔法が記憶された魔法石などがある。


精霊魔法は主に妖族が使う魔法で、目には見えない精霊の力を借りる魔法。

精霊は魔法生命体で、強い魔力を持っている。

精霊とは契約することができ、過去にそれで強い力を持った魔法士もいたが、

今では少なくなっている。


召還魔法はその名の通り、召還する魔法である。

俺がこちらに来た原因もこれにあると思われる。

基本的に魔獣と呼ばれる獣を召還するが上位の召還になると、

幻獣と呼ばれる高位のものも召還できる。

召還した後は魔法で使役される為、命令するだけでいい。

だが、召還中は常に魔力を削られるので魔力の多い人しか

強いものは召還できない。


特殊魔法は他の魔法に当てはまらないものの総称で、

身体強化や回復などもこれにあたる。

特殊魔法は魔力があまり無くても使うことができ、

本人の技量で効力が大きく変化する。


他にもいろいろあるらしいが、基本的なのはこれだ。


最後に俺が今いるところは妖族の森の端っこら辺で、

中立国に近いらしい。


以上、説明でした。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





(ふぅ、本気で何かを記憶しようとしたのは久しぶりだな)


俺は瞬間記憶能力の劣化版みたいな能力を持っている。

意識しないで見たり聞いたりしたことに関してはそれほどでもないが、

集中して見たり聞いたりしたら完璧に覚えられる。

だけどすごい疲れる。


「どんどん説明しちゃったけど覚えられた?」


「あぁ、ほぼ完璧に覚えた」


「完璧って・・・・・・・・」


「そう言う特技があるんだ」


「ふーん、なんかすごいね」


「すごい疲れるしそんなたいしたものでもないさ」


本当に疲れたな。すごい眠い。


「悪いけど、もう寝させてくれないか?」


「わかった。部屋は奥にあるから」


「了解。おやすみ、ルル」


「おやすみ、レイヤ」


ルルに会えて本当に良かった。


もしかしたら飢え死にしてたかもしれないしオオカミもどきに食われてたかもしれないし。


運が良かったな。珍しく。


俺はこう思いながら意識を落としていった。


ーーーーーーーーーーー明日からが楽しみだーーーーーーーーーーーーーーー





後に彼はここに来てしまったことを生涯悔やむことになる。


だが、今の彼に知るすべは無い・・・・・・・・・



次回は主人公にとってかなり重要な転換点になる予定です。


目指せ、総合評価100pt!

ということで感想評価アドバイスなどお待ちしてます。

あと、文章でおかしいところがあったら教えてください。

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